◎「ダブルチーズハンバーグステーキとオムライス」一一五〇円
…腰が砕けそうな痛みで、身体を動かすのも容易じゃないが、今日から旅。
朝は六時起きで、東京駅発七時五〇分発「のぞみ」一〇三号に乗車し、
名古屋駅で降車し、東海道線に乗り換えて尾張一宮駅に初めて降り立つ。
先々週の岐阜に続いての中部地方で、八丁味噌の香り漂う地域に遣って来る…。
作業の合間、十三時過ぎに昼御飯を摂りに外へ出る。
全く以って土地勘が無い為、目の前の国道二十二号線を岐阜方面に歩いてみる。
暫く歩くと、「餃子の王将」の看板が見え、一宮と言えば「餃子の王将」なんだと、
何度も何度も心に言い聞かせ、「餃子の王将」に甘んじる覚悟を決め、
店の前へと辿り着くと、其の隣りに何とも魅惑的な文字列を発見する。
「オムライスカフェ」…。
はいっ、チャンピオ~ン!
餃子は何処か彼方に放り去り、頭の中は既にオムライスで一杯。
いそいそと店内に入り、空いている席に座る様に促され、最も奥の一画に腰掛ける。
メニューをパラパラと捲り、オムライスの種類の多さに吃驚する。
「ハヤシオムライス」、「明太子オムライス」、「ビーフシチューオムライス」等々。
メニューの欄外には、プラス一五〇円でチーズをトッピングすると、
トロトロで美味しいよ、と言う様な事が記されており、もう座り小便して馬鹿に成りそう…。
すると、同僚の方が、更に魅力溢れる頁を発見。
料理一品とオムライスが付くセットは、随分と御値打ちの様だ。
其の中で、僕の心をガッチリと掴んで離さなかったのが「ダブルチーズハンバーグステーキ」。
そして、オムライスのソースが選択出来ると言うので、腕白中年の大好きなデミグラスソースで。
且つ、玉子が半熟か固めかも選択出来ると言うので、オムライスと言えば半熟と相場が決まっている。
玉子の半熟が嫌いと言う人間は、人生を損しており、心より御悔やみを申し上げたい…。
発注を済ませ、昼間からこんなに高い熱量の食事が出来、出っ張った腹も喜んでいる。
ワクワクと期待に胸を膨らませていると、てっきり、一枚の皿に盛り合されていると思いきや、
二枚の皿に夫々が盛られており、腕白中年の心を擽る。
先ずは、デミグラスソースの半熟オムライスから匙で掬う。
黄金色をした玉子は正にトロットロの半熟で、眩しい程だ。
口に入れると、濃厚な玉子の黄身が円やか、滑らかな口当たり。
思わず笑顔に成ってしまうのも仕方有るまい。
オムライスを食べ乍らニヤニヤしている中年…、気持ち悪いわな…。
御飯はトマトケチャップのチキンライス。
昔懐かしい感じが良い。
デミグラスソースもまったりとした味わいで、半熟玉子と良く合う。
此りゃ、蠱惑的だわ…。
続いては「ダブルチーズハンバーグステーキ」。
チーズと聞いただけで心が躍る。
ナイフとフォークを使うのは億劫なので、其の儘、匙で頂く。
「ダブルチーズ」と言うのは、スライスチーズが二枚載っているのかと思いきや、
上に一枚チーズが載り、もう一枚はハンバーグの中からトロリと顔を覗かせる。
もう、ノックアウトだ…。
ハンバーグの肉汁が溢れた後、更にチーズのトロリが上から中から遣って来る。
トマトソースの酸味が円やかに感じられる。
普通、此のハンバーグには白米だが、今回はオムライスと言うのが堪らない。
洋食の王様だ。
付け合わせはフライドポテトと、邪魔な生野菜。
まあ、オムライスとハンバーグに免じて許すとするか…。
朝は六時起きで、東京駅発七時五〇分発「のぞみ」一〇三号に乗車し、
名古屋駅で降車し、東海道線に乗り換えて尾張一宮駅に初めて降り立つ。
先々週の岐阜に続いての中部地方で、八丁味噌の香り漂う地域に遣って来る…。
作業の合間、十三時過ぎに昼御飯を摂りに外へ出る。
全く以って土地勘が無い為、目の前の国道二十二号線を岐阜方面に歩いてみる。
暫く歩くと、「餃子の王将」の看板が見え、一宮と言えば「餃子の王将」なんだと、
何度も何度も心に言い聞かせ、「餃子の王将」に甘んじる覚悟を決め、
店の前へと辿り着くと、其の隣りに何とも魅惑的な文字列を発見する。
「オムライスカフェ」…。
はいっ、チャンピオ~ン!
餃子は何処か彼方に放り去り、頭の中は既にオムライスで一杯。
いそいそと店内に入り、空いている席に座る様に促され、最も奥の一画に腰掛ける。
メニューをパラパラと捲り、オムライスの種類の多さに吃驚する。
「ハヤシオムライス」、「明太子オムライス」、「ビーフシチューオムライス」等々。
メニューの欄外には、プラス一五〇円でチーズをトッピングすると、
トロトロで美味しいよ、と言う様な事が記されており、もう座り小便して馬鹿に成りそう…。
すると、同僚の方が、更に魅力溢れる頁を発見。
料理一品とオムライスが付くセットは、随分と御値打ちの様だ。
其の中で、僕の心をガッチリと掴んで離さなかったのが「ダブルチーズハンバーグステーキ」。
そして、オムライスのソースが選択出来ると言うので、腕白中年の大好きなデミグラスソースで。
且つ、玉子が半熟か固めかも選択出来ると言うので、オムライスと言えば半熟と相場が決まっている。
玉子の半熟が嫌いと言う人間は、人生を損しており、心より御悔やみを申し上げたい…。
発注を済ませ、昼間からこんなに高い熱量の食事が出来、出っ張った腹も喜んでいる。
ワクワクと期待に胸を膨らませていると、てっきり、一枚の皿に盛り合されていると思いきや、
二枚の皿に夫々が盛られており、腕白中年の心を擽る。
先ずは、デミグラスソースの半熟オムライスから匙で掬う。
黄金色をした玉子は正にトロットロの半熟で、眩しい程だ。
口に入れると、濃厚な玉子の黄身が円やか、滑らかな口当たり。
思わず笑顔に成ってしまうのも仕方有るまい。
オムライスを食べ乍らニヤニヤしている中年…、気持ち悪いわな…。
御飯はトマトケチャップのチキンライス。
昔懐かしい感じが良い。
デミグラスソースもまったりとした味わいで、半熟玉子と良く合う。
此りゃ、蠱惑的だわ…。
続いては「ダブルチーズハンバーグステーキ」。
チーズと聞いただけで心が躍る。
ナイフとフォークを使うのは億劫なので、其の儘、匙で頂く。
「ダブルチーズ」と言うのは、スライスチーズが二枚載っているのかと思いきや、
上に一枚チーズが載り、もう一枚はハンバーグの中からトロリと顔を覗かせる。
もう、ノックアウトだ…。
ハンバーグの肉汁が溢れた後、更にチーズのトロリが上から中から遣って来る。
トマトソースの酸味が円やかに感じられる。
普通、此のハンバーグには白米だが、今回はオムライスと言うのが堪らない。
洋食の王様だ。
付け合わせはフライドポテトと、邪魔な生野菜。
まあ、オムライスとハンバーグに免じて許すとするか…。
※2009年11月10日時点の情報です。
ID:0001760546
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