続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺処 花田」【池袋】

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◆「麺処 花田」【池袋】

 ◎「味噌つけめん」八九〇円

 …昨日迄の群馬巡業は、今日だけ一先ず中断。
  明日は再び、富岡、安中と言う、物凄い場所に行かねば成らない…。
  今日は朝一で池袋に出掛ける。
  今週はずっと、渋川、駒形、桐生、伊勢崎、沼田と言う土地を巡っていた為、
  池袋の人の多さに辟易とすると同時に、群馬の長閑さを痛感してみる…。
  多少涼しく成ったとは言え、背広の上っ張りを羽織って出掛けると、
  流石に汗だくで、朝、家を出る直前に汗拭き用のタオルを忘れたのに気付いて良かった。
  僕が心置き無く、清清しく過ごせる季節は、一体、何時に成ったら訪れるのかしら。
  コンピューターと睨めっこで仕事を熟し、午後から川崎に出掛けなければ成らない為、
  其の前に、待ちに待った昼御飯をしっかりと摂っておく。
  池袋に月曜日以外に居ると成れば、もう、此方しか無い。
  僕に、味噌ラーメンの旨さを教えて呉れた、個人的に池袋で今、一番熱い店。
  十二時半過ぎに訪れると、此れだけ旨い店にも拘らず、今回も空席一席のみ有り、
  四回連続で待たずに入店出来ると言う快感に酔ってしまいそうだ…。
  慌てて食券を購入し、前回は「辛味噌つけめん」の為、今回は前々回の「味噌つけめん」に戻してみる。
  食券を手渡す際、もう手馴れたもので、「野菜で!」と無料サーヴィスを告げる。
  少々高さの有る椅子に腰掛け、其の出来上がりを愉しみに待つ。
  本当、ワクワクと言うか、心躍る感じだ。
  つけ麺の麺の茹で時間に十三分を要すると言うだけ有り、一寸した焦らしプレイ。
  身悶えしてしまう…。
  そして、厨房内の調理過程を具に見守っていると、漸く遣って来る。
  相変わらず、つけ汁はひたひたに装われ、今にも零れそうなのが心丈夫だ。
  ともすると、麺の量に因ってはつけ汁が足りるか如何かのみが気に成ってしまい、
  ゆっくりと味わって居られない店が多いだけに、安心して啜る事が出来る。
  二五〇グラム有ると言う、少し黄色っぽい麺を手繰り、溢れそうなつけ汁に慎重に浸し、
  後は豪快に、音を立てて、ズババババと啜るのみ。
  厳選されたげんこつ、鶏ガラ、もみじを合わせて煮込んだ後、
  豚足背脂を入れたスープに細かく切った玉葱、人参、長葱、じゃが芋、出汁昆布を加え、
  野菜を潰し乍ら六時間以上煮込み、スープを一日冷やして完成すると言うスープは、
  とろみが有り、麺にしっかりと纏わり付き、濃厚でクリーミー
  円やかなのだが、味噌の芳醇な風味がしっかりと感じられ、其れで居て、
  味噌だけの味に頼らず、素材から染み出たスープの味が存分に伝わって来る。
  大蒜の風味も感じられ、中々、此処迄、味の奥行きの有る味噌味はそうそう無かろう。
  麺は麺で、ツルツルとした喉越しの良い麺だが、市販の生麺の様な安っぽさは一切無く、
  モッチリとした弾力が物凄く心地好く、バツッとした、若者の太腿の様な感じ。
  文才が無いもので、擬音に頼ってしまい、茂雄の様に成ってしまって申し訳無いが、
  其れ位に旨いと言う事なので御勘弁願いたい…。
  スープと一緒に炒めた萌やしはシャキシャキとして、ふんだんに入っている。
  叉焼はつけ汁に浸され、トロットロに成り、薄味と言う難点は有るが、味は良い。
  具の麺麻は今一、存在感が感じられないが、入っていないよりはずっとましだ。
  葱も胡麻油風味のタレを掛けられ、ピリ辛な味わいを醸し出している。
  毎回、麺を大盛りにすれば良かったと思う程につけ汁が余ってしまうのだが、
  流石に一〇〇〇円を超えると、貧乏人には痛手だ…。
  と言う事で、つけ汁をヅヅヅイと飲み干して御馳走様。

麺処花田 [ ラーメン ] - Yahoo!グルメ



住所: 東京都豊島区東池袋1丁目23-8
営業時間、定休日:
最寄り駅: 池袋
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※2010年10月7日時点の情報です。
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