続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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 ◎「キーマカレー風つけ麺」八〇〇円

 …火曜日。
  気が付けば、もう九月も半ばだ。
  夏の繁忙期が終わったのも束の間、祖母が逝き、先週は慌ただしく過ごす。
  悲しみに暮れる暇も無く、今週から社会復帰。
  流刑地の業務も、残り半月と成り、時間は瞬く間に過ぎて行く。
  本当、時の流れが早く感じる。
  犬と同じ速度で老けて来ているからな…。
  さて、話は遡って火曜日。
  此の日も朝から池袋に出向き、残務を熟し、午後から出掛ける何時もの暮らし。
  偶には昼御飯を摂ろうと、移動を開始する前に池袋で済ませよう。
  今月は早目に、毎月恒例の此方の限定麺を頂いて置こうと。
  念の為、今年のラーメンを振り返ろう。
  一月は「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」、
  二月は「キノコの味噌らーめん マリオ」、三月は「黒胡麻担々つけ麺」、
  四月は「バーニャカウダ風あえ麺 ニルバーニャ」、五月は「Orion」、
  六月は「ネギ推し」、七月は「冷やしオムめん」と来て、
  先月は史上最高の出来だった「雲丹あえ」。
  十四時前に店に着き、店頭の貼り紙を確認する。
  「キーマカレー風つけ麺」とな。
  未だ暑いので、此の手のつけ麺は良かろう。
  券売機で食券を購入し、木戸を開け、店内に入り、カウンター席に腰掛ける。
  食券を提示し、温い水を受け取る。
  何故、毎回毎回、水が温いのかと言うと、食器洗浄機で洗ったばかりの、
  熱熱のコップに氷水を注いでいるので、直ぐに温くなってしまうのだ。
  如何か、水は冷たい、キンキンの物を呷りたいわね…。
  さて、一〇分程で三つの器が配膳される。
  温泉玉子とカレーの肉味噌の様な物が入った小皿、そして、麺とつけ汁。
  いざ、麺を手繰り、つけ汁に浸し、ヅヅっと啜ろう。
  つけ汁はサラッとしており、粘度は低く、此方の鶏白湯の特徴だ。
  「軽くスパイシーなカレーと鶏白湯をスープを合わせた」と謳っている。
  確かに、香辛料が効いている感じが有るが、辛さは控え目で有難い。
  麺は中太程度の物で、やや透き通った感じが有り、どっしりと来ると言うより、
  軽くスルスルっと啜る事が出来る物で、ポキポキと腰も効いている。
  少し食べ進めた所で、小皿のカレー肉味噌と温泉玉子をつけ汁に投入。
  カレー肉味噌が溶け出し、より濃厚、カレー臭が増す。
  余りにカレーが強いと、只のカレールウに成ってしまうが、此れはと言うと、
  確りと鶏白湯の良さを害わない様、カレーが抑え目にされている印象。
  つけ汁には赤い甘唐辛子と、鶏叉焼のぶつ切りが入っている。
  麺を食べ終え、最後は、温泉玉子を一気に口内に含み、つけ汁も流し込み、
  黄身を割り、カレー汁と混ぜ合わせ、其の旨さを味わいつつ飲み干す。
  いやはや、玉子は人を幸せにして呉れる。
  来月が愉しみだわぃ。