続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺屋 やすべえ」【池袋】

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◆「つけ麺屋 やすべえ」【池袋】

 ◎「つけ麺(大盛)」七六〇円

 …昨日。
  今週も何とか金曜日迄漕ぎ着け、週末は暦通りに何とか休めそうだ。
  最近は何だか、暦通りに休むと、悪い事をしているかの様な錯覚に陥る。
  如何せん、カースト最下層の賤民なもので…。
  今週の最終日、朝から池袋に向かおうとするも、御馴染みの電車の遅延。
  選りに選って、濃霧って何だよ!
  相変わらず、埼京線が役立たずなので、朝から良い迷惑。
  大宮駅から湘南新宿ラインに迂回乗車して事無きを得るが、毎日遅延じゃ…。
  時刻表なんて、有って無い様な物だな。
  さて、此の日も、夕方からの流刑地での仕事を前に、残務を遣っ付ける。
  十三時を前に、一先ず、腹拵えをして置こう。
  帰りも何時に成るか分かりゃしないし。
  最近は池袋で何を頂きたいかが分からなくなり始め、考えるのが億劫だ。
  食べたい物は有るのだが、行列だったり、大蒜を避けなくてはいけなかったり、
  彼是と障害、障壁が有るので、選択肢が限られてしまうので。
  飲食店と言う括りで言えば、数多在るが、ラーメン以外の食べ物が分からない。
  他の人は一体、何を食べているのだろうか…。
  考えるのも億劫なので、前日は「滝野川大勝軒」に御厄介に成ったので、
  今回も無難に、外れ無く旨いので、此方に流れ着く。
  店内に数名の待ちが有るが、回転が良いので大丈夫だろう。
  券売機で、「大盛」迄が同一価格なので、欲を掻いて四四〇グラムで。
  痩せた傍から全く…。
  五分程で空席が出来、着席し、出来上がりを待つ。
  此方は注文に拘わらず、常に麺を茹でっ放しと言う感じなので、
  どんどん捌いて行くと言う印象で、待ち時間も少ない。
  案の定、宍戸錠、一〇分弱でつけ麺の御出座し。
  艶艶、ピカピカと光り輝く煌めく麺は、如何にも旨そうで、涼やかで良い。
  早速、其の麺を手繰り、つけ汁に浸して啜る。

  動物系、魚介系、野菜から出汁を取る、三位一体を謳うつけ汁は、

  甘味が強めで、酸味が仄かに、辛味が微かに感じられる味わい。

  サラッとした軽い仕上がりで、今流行りの物よりはあっさり目。

  深味は無いが、サッと頂くのに適していよう。
  麺はと言うと、冷や盛りに限る。
  「あつもり」で食べる人の気が知れないのだが、まあ、どうぞ御自由に…。

  此方の麺は、安価な麺が台頭する中にあって、安全性と味を重視し、

  上質な国内最高級小麦を使用していると言う。

  老舗製麺所と共同で開発した自慢の自家製麺との触れ込みで、

  プリッと舌の上で踊るように弾む食感と、噛み締めた時の心地好い歯触り、

  最後迄ツルっと喉越し良く愉しめる様、水を切り過ぎず提供すると言う。

  確かに、麺の器の底には水が残り、敢えて水切りを甘くしているのだな。
  スルスルと入って来て、啜るのが心地好い。
  さて、途中、味を変えるべく、卓上の刻み玉葱と魚粉を大量投入。
  玉葱で甘味を足し、さっぱりとし、魚粉で今流行りの感じに近付く。
  具は刻み叉焼と麺麻は及第点と言った感じで、可も無く不可も無く。
  最後は、毎日九時間掛けて仕込む自慢のスープでスープ割りはせず、
  男は黙って、原液を飲み干すのみ。