続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「三丁目 にしや食堂」【日進】

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◆「三丁目 にしや食堂」【日進】

 ◎「春菊と豚バラ肉の黒こしょう炒め定食」七〇〇円

 …昨日。
  一週間、昼食の殆どを牛丼で賄い、貧弱な食生活の中で労働し、
  腰も絶望的に痛く、悪い中、善くもまあ、仕事に穴も開けずに踏ん張ったものだ。
  自分で自分を褒めてあげたいよ、全く。
  「ナニ森裕子だよ!」と言う突っ込みはサラッと流そう…。
  黄金週間に痛めた腰も、既に半年も此の状態で、三ヶ月間、整形外科に通うも改善せず。
  行くのを諦めて、既に二ヶ月が経過するが、此の辺でそろそろ手を打たないと、
  年も越せなくなりそうなので、一回四〇〇〇円と言う高価な整体に掛かる事にする。
  一時間みっちりと、背中、腰、尻、腿、脹脛、股関節を解して貰い、
  痛みの根源と思しき部位も特定して貰い、腰にしこりの様な張っている箇所が有ると言う。
  可也値は張るが、何度か通ってみようかしらと考えてみる…。
  家に帰り、施術を受けた後なので、怠さと虚脱感でボーっとする。
  昼に成り、此の良い意味での倦怠感では、家で何かを拵えて食べる元気も無く、
  随分とゴブのサタをしてしまっている此方へと御邪魔しよう。
  前回は携帯電話を忘れて訪店した為、写真を撮れずに、記事に出来なかった様に記憶している…。
  土曜日の昼、店内は僅かに空席が有る程度で、すっかり大人気店の呼び声が高い。
  此方が代替わりされた当初から御邪魔しているが、僕の出る幕は無くなった様だ…。
  着席し、何時もの様に、此の日の御薦めが記された黒板に目を遣る。
  「芋がらと鶏肉の炒め煮定食」と「春菊と豚バラ肉の黒こしょう炒め定食」としてある。
  宗教上の理由から春菊は余り食べられない訓えなのだが、如何せん、豚バラ肉の魅力には勝てない。
  然も、此方の「黒こしょう炒め」は、「塩ダレ炒め」同様に一目置き、絶大な信頼を寄せているので。
  迷わず発注するが、減量中なので聊か熱量は気に成るが…。
  まあ、朝の計量で七十三.八キログラムを維持していたから良いか。
  麦酒を呑みたいのをグッと堪え、と言うか、此方には自動車で伺う様になってしまった為、
  以前に頂戴した「生ビール券」が残っているが、一向に使用する機会が無いので残念だ…。
  さてさて、そうこうしていると「春菊と豚バラ肉の黒こしょう炒め定食」が遣って来る。
  初めて頂く物が運ばれて来る際の期待感は、相変わらず、持たせて呉れる。
  豚バラ肉、春菊、玉葱が炒め合わされている。
  いざ頬張れば、塩味ベースの味付けで、胡麻油の風味も感じられるだろうか。
  此の味付けは御飯が進む事、請け合いだが、僕の場合、余り御飯が進んでは困る…。
  豚バラ肉に関しては、皆迄言いますまい。
  適度な脂身がプルンとして、甘味と旨味を醸し出し、腕白中年には堪らない。
  特に此の一週間は、曲がりなりにも牛肉とは言え、一杯三〇〇円もしない牛丼の毎日だったので…。
  一方、懸案の春菊だが、もっと臭みが有って、葉っぱを食べる兎の気分に成るのかと思いきや、
  全くそんな事は無く、あら不思議。
  葉っぱの部位ではなく、茎の部位が殆どの所為か、臭みは無く、シャキシャキとした歯触りが良い。
  豚バラ肉の脂身と玉葱が甘味が甘味を補い、黒胡椒が臭みを抑えているのだろうか。
  嗚呼、矢張り、堪らんな。
  こう言う物を頂くと、太っても良いやと言う気持ちに成り掛け、実に蠱惑的な御店だ…。
  確りと平らげ、晩の愉しみに備える。

にしや食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ



住所: 埼玉県さいたま市北区日進町3丁目225
営業時間、定休日:日曜日
最寄り駅: 日進(埼玉県)
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※2011年6月3日時点の情報です。
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