◆「回転寿司 すし松」【大宮】
…日曜日とも成ると、既にサザエさん症候群が重苦しく圧し掛かって来る。
気持ちは月曜日からの仕事に向き、どんよりと、今日の空の様に鉛色…。
身体も何と無く怠く、凝りも感じられ、シャキッとはしない。
今朝は七時に目が覚めるも、起き出すのが億劫で、寝床でもぞもぞ。
八時半に漸く布団から抜け出し、風呂に入り、身を清める。
午前中は極めて自堕落に、去り行く休日を惜しむかの様に、だらだらと過ごす。
十一時を過ぎ、そろそろ、昼御飯の心配をし始める。
雨も降りそうなので、手近に「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」も良いが、
先週も行ったばかりなので、今一、食指が動かず。
良し、思い切って大宮の街に出て、昼酒を嗜み、最後の悪足掻きをしよう。
と言う訳で十一時半に家を飛び出し、正午前に大宮に到着。
向かう先は毎度の此方で、何時もの様に、写真のみで御勘弁を…。
◎「生ビール」五四〇円
◎「寒ブリ」二三七円
◎「ビントロ」一三六円
◎「スズキ」二八〇円
◎「カサゴ」二八〇円
◎「カワハギ」二八〇円
◎「まぐろ山掛け」一三六円
◎「カンパチ」二八〇円
◎「白子」三九九円
◎「うずら三貫盛り」一八三円
◎「うずら三貫盛り」一八三円
麦酒三杯を頂き、他に用事も無いので、大人しく帰宅するポンコツおぢさん…。
其れにしても、今日も、客の癖に「御愛想」と言う、物を知らない人間の多い事。
十中八九は言っていたかしら。
何度も言うが、「御愛想」とか「上がり」とかは、板前さんが使う符牒であって、
客が使う言葉ではないのだが、其れを知らない無粋な人間が増えた事が嘆かわしい。
池波正太郎の『男の作法』にも記されているが、「御愛想」と言うべきとか、
そう言った方が格好良い、博識に見えるとでも思っているのだろうか。
聞いている此方の方が恥ずかしくなるわ…。