続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】

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◆「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】

 ◎「極濃厚つけ麺(盛り)」七八〇円+「メンマ」一〇〇円

 …昨晩。
  休日の晩、然も、土曜日の夜と言うのは、何だか心躍る。
  何処に呑みに行こうか、何をしようかと、そわそわしてしまう。
  其の結果、昨年八月二十五日以降、約半年御無沙汰の「居酒屋 やず」へ。
  其処で麦酒三杯と電氣ブランを数杯呷り、御通しの風呂吹き大根、
  鮪ブツ、白菜漬けを摘みに呑み、すっかりポンコツおぢさんはヘベのレケ。
  二十一時半に御暇し、宮原の街を彷徨う。
  婦女子の接待を受ける店に行きたいが、そんな勇気も持ち合わせて居らず、
  そんな腑抜けの駄目中年は、自らの胃袋を満たす事しか出来ない。
  性欲を満たせないなら、食欲に走り、帰宅して寝て、睡眠欲を満たすしか無い。
  先日訪れ、懐かしさを感じた「麺屋 六文銭」は二十二時で閉店と忙しない。
  先日散々、暇が有れば何度でも再訪したいと誓ったにも拘わらず、
  其の仇とも言うべき、隣に在る此方へ自然と吸い寄せられてしまう…。
  此方が出来た御蔭で、「麺屋 六文銭」は苦境に立たされたと言うのに。
  とは言え、己の食欲は正直で、其れを裏切る事は出来ない。
  店に入り、券売機と対峙し、何時もの食券を購入する。
  別段、意味は無いが、麦酒は自重してみる…。
  食券を手渡し、カウンター席に腰掛けるも、酔っ払って前後不覚に近い。
  冷水を呷り、些か冷静さを取り戻し、つけ麺が運ばれて来る。
  呑んだ後の〆には持って来いだな。
  麺を手繰り、茶褐色のつけ汁の半分程を浸して啜る。
  鶏を主体として、豚骨、魚介が三位一体と成って相変わらず旨い。
  鶏のコラーゲンたっぷりの、まったりとした味わいと、豚骨の力強さと、
  魚介の優しく、落ち着く和風の味わいが、何とも染みる。
  甘味は強めだが、人工的な感じも強くないので、嫌味は無い。
  麺は中太の真っ直ぐな物で、表面はツルっとした多加水な感じ。
  つけ汁の粘度がやや高めなので、べっとりと纏わり付き、絡みも良い。
  酔っ払っていても、麺の腰や弾力、張りや艶は確りと感じ取れる。
  具の萌やしと野菜は、此のつけ汁にぴたりと嵌る。
  叉焼は鶏肉だが、個人的には、叉焼は須らく豚肉の方が合うと思う。
  麺麻は存在感が抜群で、ポキポキ、コリコリ、シャキシャキと歯触りが快い。
  麦酒の摘みにしたい程だと、激しく後悔してみる…。
  最後はつけ汁をグイッと飲み干し、店を出、日進駅方向へ歩き出し、
  夜の街を彷徨いも、意気地を失くして帰宅して、大人しく寝る駄目中年…。

~御負け~
「居酒屋 やず」で頂いた「まぐろブツ」と「白菜漬」。
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