続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週水曜日。
  颱風の度に、運良く休日に当たり、其の点では助かっている。
  先週月曜日、そして今日と。
  其れも此れも、日頃の行いの良さだろうかと、自分を慰めてみる。
  昨日で、八月中の労働を終え、今日、明日は束の間の休日。
  昨日を以って、蟹工船から下船し、暫し充電し、九月に備えたい。
  充電したつもりが、放電しそうだが…。
  さて、話は遡って、先週水曜日。
  過酷な一〇連勤を終え、二日休んで、蟹工船に戻る初日。
  夕方からの乗船を前に、朝は池袋へと出向き、残務を熟す。
  十二時半を廻り、役務へと出掛ける前に、此方で最後の昼餉。
  此の先、昼御飯を食べられる日なんて無いので…。
  場所は勿論、池袋で最近のお気に入りの此方。
  おっ、行列は少なく、先客六人程で、回転も良さそうだ。
  行列の最後尾に接続し、程無くして店内に入り、券売機で何時も通りポチっと。
  一〇分程で麺の硬さを訊かれ、「普通で」と告げ、温い水を汲み、
  間も無く席も空き、着席し、食券を提示し、ヂッと来るべき時を待つ。
  厨房内は何時もの二人組で、敬語乍らも和やかさが有り、遣り取りが心地好い。
  不意に無料の乗せ物を問われ、「野菜、脂で」と返し、大蒜が摂れない事を、
  心の底から悔み、何時の日か、此方で大蒜入りを頂こうと心に誓い、
  ドンと置かれた丼を受け取り、手元に下ろし、いざ対面。
  プースーの色から察するに、やや乳化はしていそうだ。
  此処最近、軽めの仕上がりのプースーに当たる事が多かったので。
  蓮華を手に取り、其のプースーから啜れば、予想通り、微乳化乍ら、
  コクと旨味がヴィンヴィン伝わって来る、均整の取れた円やかな味わい。
  表面には油層が構築されており、コッテリ感が強く、うん、当たりだ。
  野菜はシャキシャキ寄りだが、卓上の醤油をドレッシング感覚でぶっ掛け、
  背脂の塊と一緒に頂けば、甘味とコクが増し、此の世で一番旨い野菜だ。
  野菜嫌いからしたら、此の野菜ならば毎日でも頂ける。
  さて、矢張り、此方で褒めたいのは麺だ。
  店内奥の製麺室で打たれる自家製麺は、極太で食べ応え十分。
  硬めで発注しなくても、十分に腰や弾力を堪能出来る優れ物。
  啜れば、唸りを上げる様な力強さで、何とも心丈夫と言うか、頼もしい麺。
  モッチモチで、噛んで愉しく、味わって美味しく、此の麺にも惚れ込んでいる。
  豚はと言うと、五切れ、綺麗に盛り付けられている。
  最近は端っこの部位が入る事が多かったが、此の日は無し。
  まあ、硬い、パサパサとも感じられなくはないが、赤身の部位は及第点。
  脂身の部位は蕩けて軟らかく、プルンとして旨い。
  豚に関しては、日によって、小さなブレは有るかしら。
  此の日も、汗だくで、満足感一杯で平らげ、乗船生活へと戻って行く…。
  其れにしても、此の日は、左側が母親と小学生で、右側は別の父親と幼児で、
  如何してこう言う店に、一人で丼一杯食べられない餓鬼を連れて来るかね。
  店としては、無駄に一席を取られ、回転率も下がり、良い迷惑だろうに。
  「リンガーハット」で麺と野菜を食べれば良いと思うのだが…。