続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

イメージ 1
 
 
 
 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円
 
 …木曜日。
  つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう神無月だ。
  そろそろ、年越しの準備をしないといけない位の心持ちだ…。
  九月一杯で流刑地での業務が完全に終わる為、其れに向けて慌ただしく過ごす。
  昨日、到頭、三年八ヶ月に亙る蟹工船乗船生活も終わりを告げた。
  解放感も有るが、今迄苦楽を共にした仲間と離れるのは辛いな…。
  さて、話は遡って九月二十八日。
  此の日は終日、池袋での仕事。
  息の詰まる、パーソナルなコンピューターと睨めっこは肩が凝る。
  精神的にも、胃がキリキリと痛む思いだ。
  そんな仕事の合間を縫って、偶さか、外出する用事が出来た為、
  昼御飯の時間に合わせて外に飛び出し、束の間の休憩時間を堪能しよう。
  向かった先は、八月三十一日以来、約一ヶ月振りの此方。
  頻繁に御邪魔していたが、最近は月に一度程度に頻度が下がっている。
  十三時半過ぎに店着すれば、外に行列は無く、店内に五人の待ち。
  直ぐに店内に入り、何時も通りの食券を購入する。
  厨房内は、此処最近の組み合わせの店員氏で、「ラーメン 二郎」らしからぬ、
  声を張った、威勢の良さが感じられ、会話の遣り取りも面白味が有る。
  一〇分程で席が空き、冷水を汲み、蓮華を取り、ヨッコイショーイチする。
  麺の硬さを訊かれ、「普通で」と告げ、出来上がりを待とう。
  其れにしても、回転が良いので、大して待たずに済むのが有り難い。
  其れから一〇分弱で無料の乗せ物を問われ、野菜は自重し、脂のみで発注。
  此方は野菜の盛りは控え目だが、最近、衰えが半端ではないので…。
  丼を受け取ると、うん、此の位の量が安心だ。
  歳は取りたくないな。
  気を取り直し、先ずはプースーから啜ろう。
  表面に油層が構築され、茶濁しているので、乳化加減であるのは見て取れる。
  いざ啜れば、円やかさが感じられ、前回同様、乳化度は高目の印象。
  以前はもう少し、非乳化のすっきり目だったが、此の感じは好きだ。
  豚の旨味が活きており、立て続けに何口も啜ってしまう。
  卓上の醤油ダレをドレッシング感覚で、野菜の小山にぶっ掛ける。
  シャキシャキとクタクタの中間より、ややシャキシャキ寄り。
  背脂も先ず先ずで、コロコロした塊と、コンビーフ状の中間の様な質。
  甘味が有って中々だ。
  麺は御馴染みの自家製麺
  茹で加減を硬めにしなくても、噛むとミシっと音がしそうな腰と弾力。
  噛んで愉しい、啜り心地の良い、啜り甲斐の有る麺だ。
  さて、前回は「ネ申月豕」だったが、今回は如何だろうと期待する。
  野菜の下に隠れた豚は、確りとプースーを吸っている。
  赤身の部位が多目で、ムチッとした食感で悪くはない。
  若干の物足り無さは否めないが、及第点と言って良いだろう。
  大きさ、厚味は無く、迫力には欠けるが、安定感は其れなりに有ろう。
  久し振りの味を堪能し、漁協へと戻るポンコツおぢさん…。