続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】

イメージ 1

◆「麺屋 冽-RETSU-」【宮原】

 ◎「極濃厚つけ麺(盛り)」七八〇円

 …先週水曜日。
  「宮原酒場 もつ焼きエビス参」で、肉刺し的な物を摘みにホッピーを飲り、
  すっかり酩酊し、御機嫌も麗しく、碌でなしに成った所で〆に向かう。
  如何も、呑んだ後に、炭水化物を摂らないと駄目な癖が一向に直らない。
  もう、此れは病気だろうな…。
  日頃のストレス解消の為だと、何かと言い訳を付け乍ら過ごしている。
  さて、前回の〆は「麺屋 六文銭」だったので、今回は此方。
  八月三十一日以来、四週間振りの訪問。
  宮原で呑む機会、回数が増えれば、自然と此方へ御邪魔するのも増える。
  四週間前は「居酒屋 やず」からの移動だったか。
  千鳥足で店内に入り、先ずは小型の券売機で食券購入。
  何時も通り、「極濃厚つけ麺」の食券を購入するが、麺の大盛りが無料なので、
  「盛り」の釦を押してしまう辺り、堪え性の無さを露呈する…。
  カウンター席に腰掛け、食券を改札され、出来上がりを待つ。
  沁沁と、昔、此処は「麺屋 六文銭」が在ったんだよナァと考えてみる。
  感慨に耽っていると、御馴染みのつけ麺が配膳される。
  市井に溢れる「またおま」系とは一線を画した、鶏が主役のつけ麺。
  鶏、豚、魚介の三位一体を売りにしている。
  麺を手繰り、粘度が高目のつけ汁にドヴンと軽く浸して啜る。
  口にザラッとした魚粉のざらつきを感じるも、鶏のまったりとした濃厚な、
  円やかなとろみを感じ、豚骨の力強さも旨さを後押ししている。
  程好い甘味が心地好く、飽きの来ない味わいだと評価している。
  粘性が有るので、麺はどっぷり浸せないので、調節し乍ら啜る。
  麺は確りと冷水で〆られ、ひんやりと冷たく、引き締まってて実に旨い。
  中太の真っ直ぐな麺は、腰が強く、ムチッとした弾力が素晴らしい。
  勿論、水切りに関しても抜かりは無く、丁寧な仕事振りが窺える。
  具の鶏叉焼は、鶏が主役のつけ麺にはぴたりと嵌るが、個人的には、
  つけ麺には豚の叉焼を食べたいと思ってしまう。
  茹でた萌やしとキャベツ、極太の麺麻、此れも存在感が光っている。
  最後は滅多にしないが、卓上にスープ割り用のポットが有るので、
  つけ汁を割り、胃袋を温め、きちんと〆てみる。