…金曜日。
永い永い一週間、やっとの思いで漕ぎ着けた華金。
数時間労働すれば、待望の休日が遣って来ると思えば、幾らか気分は軽やかだ。
そんな心持ちも手伝って、最近は金曜日にシースーと言うのが何と無く好きだ。
夏休みに入ってからは、悉く大混雑なので回避し、かと言って、先週同様、
「回転寿司 元祖寿司」では中華人民共和国人御用達の様で落ち着かないので、
今回は此方、ゆとり世代が湧き出て来ない路地に在る「池袋西武前店」に。
大抵、彼奴等は「日光六〇」の通り周辺に湧いて出ているので、
此の辺り一帯は知る由も無いので助かる。
店内に入れば、女中さんは全て東南亜細亜風の浅黒い、横文字の名前の方々。
客は欧米人の家族連れや老女、月給取りと多種多様。
「元祖寿司」と違い、乾涸びていない寿司が廻っており、目鯛、そい、赤鯖等、
珍しい魚種も多く、此れならば、此方の方が良いわね…。
◎「かんぱち」一四〇円
◎「白身の切り落とし」一四〇円
◎「ひらまさ」一四〇円
◎「かんぱち」一四〇円
◎「びんとろ」一四〇円
◎「びんとろ」一四〇円
◎「びんとろ」一四〇円
◎「びんとろ」一四〇円
◎「ねぎとろ」一四〇円
◎「はまち」一四〇円