「らー麺 つるや」【岡本】

◆「らー麺 つるや」【岡本】

　◎「つるやつけ麺」九三〇円

　…昨日。
　　宇都宮の担当を外れてから、一ヶ月半が経ち、
　　其れから初めて宇都宮を訪れた。
　　最早、私用で訪れる以外に、此の「つるやつけ麺」を頂く術は無い。

　　正午に店に着いたが、先客五～六名の行列。
　　流石、人気店だけある。
　　一〇分程待って漸く入店…。
　　つけ麺の発注が多い為か、つけ麺の提供時間は三〇分程掛かると言う。
　　しかし、待ってでも食べたいのが此処の「つるやつけ麺」…。

　　つけだれは濃厚な茶褐色をしており、
　　表面には薄らと油膜が張って行く。
　　麺は、茹で時間に九分を要すと言う極太の自家製麺。
　　此れを、しゃぶしゃぶの様につけだれに浸して啜る。
　　魚介、豚骨、鶏ガラが絶妙に混ざり合い、
　　口中に旨さが一気に拡がる。
　　麺の腰も十分に有る。
　　具は、非常に柔らかい巨大なバラ肉の叉焼が三枚、
　　極太だが、サックリとした歯触りの麺麻が二本、
　　歯を当てると中から黄身が飛び出す半熟味付玉子。
　　個人的に、何れを取っても非の打ち所は無いと感じた。
　
　　ラーメンランキングの一位は安泰だと、至福の時間を過ごした。