続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「らー麺 つるや」【岡本】

イメージ 1

◆「らー麺 つるや」【岡本】

 ◎「つるやつけ麺」九八〇円

 …昨日。
  毎週水曜日、木曜日の休日に変わってから一ヶ月強経ち、未だに変な感じだが、慣れつつある。
  水曜日は思いっ切り、大蒜の入った暴力的なラーメンを喰らい、ストレス解消と静養に充て、
  木曜日は何処かに出掛けたりし、サザエさん症候群を和らげると言う暮らしだ。
  と言う訳で、昨日の木曜日は、予てからの計画を実行する。
  今から一〇年近く前、仕事で栃木県を担当していた時分、当時、壬生町に在った此方を見付け、
  余りの旨さに嵌り、同僚の方々にも紹介し、好評を得て、足繁く通っていた。
  宇都宮市内に移転後も通うも、栃木県の担当を外れてから疎遠に成ってしまい、
  二〇〇七年六月二日二〇一〇年四月十三日に二度訪れたのみで、今回、三年四ヶ月振りに突撃。
  長らく、僕のラーメンランキング一位を張っている店だが、此処数年はラーメンを頂く回数が増え、
  順位を決めるだなんて面倒臭い事をしていないが…。
  午前九時過ぎに出発し、県道さいたま栗橋線、国道一二五号線、国道四号線に入り、
  古河市内から国道新四号線に渡り、一路、宇都宮市を目指す。
  今回は、「ケータイ国盗り合戦」の「夏の陣」の「宇都宮城」攻略も兼ねている…。
  宇都宮市北部の此方に到着したのは十二時半。
  何とか予定通りで、後は、店が混雑していない事を願うのみ。
  相変わらずの人気振りと言う話を聞いていたので案じたが、行列も無く、ホッと一安心。
  店内に入り、先ずは券売機で食券を購入する。
  此方では決まって「つるやつけ麺」しか頂いた事が無いが、おっ!?、メニューが変わっている。
  前回御邪魔した時は、塩味、味噌味のメニューも見受けられたが、今は無い様だ。
  「あつもり」の代わりに「釜揚げ」と言うのが加わっている。
  其れより何より、プースー自体が「鶏白湯」に変更された様で、此れは一寸、衝撃的だ…。
  一先ず、「つるやつけ麺」の食券を購入し、案内された席に着席する。
  一体、どんな味に変わってしまったのだろうと、不安で一杯だ。
  十五分弱で、懸案の「つるやつけ麺」が運ばれて来る。
  一見すると、つけ汁は余り変化が無い様に見られるが、先ずは麺を浸して啜ってみよう。
  ん!?、此れは明らかに鶏白湯だ。
  粘度も高く、コッテリ感が強くなっている。
  以前のつけ汁は、豚骨と鶏ガラの動物系が、コッテリとして居乍らも、諄さが無く、
  粘度もドロッとしておらず、魚介系との組み合わせが絶妙だったが、前回と比べると可也違う。
  旨いは旨いのだが、僕の知っている、僕が惚れた「つるやつけ麺」ではなくなってしまっている…。
  魚粉の量も増えている気がし、甘味は随分と抑えられている印象。
  程好い甘味、酸味の均整取れた味わいが良かったのに、時間の経過を感じずには居られない。
  麺はツルツルした感じの物で、量は四〇〇グラム近くは有ろうか。
  油断をしていると返り討ちに遭うので、此方では、一気に啜り続けるのが鉄則。
  もっちりとした弾力は相変わらずで、此の麺は旨い。
  さて、具で目を惹くのは叉焼だ。
  丼に貼り付く様にして三枚、丼に中に一枚が沈んでいる。
  昔はバラ肉を巻いた物で、トロットロの軟らかい物だったが、前回、硬めのロース肉に変わり、
  今回はと言うと、「二郎」系を思わせる様な、分厚い、食べ応え十分な立派な物。
  噛むと、確りとした歯応えで、ともすると、硬い印象を受けてしまう。
  又、味付けも確りしてあるが、醤油の味が立ってしまっており、塩っぱさを感じる。
  其れにしても、此の叉焼だけで腹が一杯に成りそうだ…。
  麺麻は変わらず、極太の枕木の様な物で、ザクッと、シャキシャキした食感が良い。
  味付け玉子は、壬生町時代は、齧ると黄身がピュッと飛び出し、背広のズボンを汚す程だったが、
  黄身は凝固傾向で、飛び出る様な事は無い。
  腹は満腹で、何とか完食し、〆は、スープ割りなんぞせず、原液の儘、飲み干す。
  う~ん、訪れる度に味が変わってしまい、僕の惚れた味から乖離してしまっており、
  大宮から態々、食べに行くだけで出掛けるかと言うと、微妙な情勢に成って来たな…。

~御負け~
栃木県と言えば「レモン牛乳」で、姉妹品で「ぶどう牛乳」が出ていた。
イメージ 2