続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「地魚と地銘酒の店 ゆたか」【宮原】

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◆「地魚と地銘酒の店 ゆたか」【宮原】
 
 …昨日。
  日中は表参道へ伸び切った髪の散髪に出掛け、十七時半に宮原へと舞い戻った。
  朝方、「和彩楽酒 かもん」のマスターから電話が有り、
  工事中の宮原の新店を見てみればと言われ、常連として視察も兼ねて訪れる。
  店には、常連で内装工事を任されているE氏と、大常連で共同経営者となるT氏が居り、
  最終の仕上げに向けた作業中で、店内は未だ雑然としている。
  此れで四月三日のプレオープンが迎えられるのかと心配になる程。
  黒を基調とした佇まいで、根暗な僕が落ち着きそうな感じでホッとした…。
  十八時過ぎになり、T氏と共に呑みに出掛け、宮原で未訪店の此方の暖簾を潜った…。

 ◎「ビール(生)」五二五円
 …毎週末呑んだくれているが、今週末も呑んだくれ。
  乾杯し、一日の疲れを解す。
  まあ、大して疲れる様な事はしていないが、呑ん兵衛の言い訳で…。
  店内は、割烹料理店の様な粋な和風の造りで、何だか妙に居心地が良い。

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 ◎「貝盛」一二六〇円
 …貝フェチとしては頼まずには居られない一品。
  貝が盛られているのだから…。
  帆立貝、鳥貝、赤貝、北寄貝の盛り合わせ。
  帆立貝は、貝フェチ界ではメジャーに成り過ぎて敬遠し勝ちだが、
  久し振りに頂くと甘さが有って、貝の良さがふんだんに味わえる。
  鳥貝はクニュッとした食感で旨い。
  ボイルした物ではなく、生の鳥貝と言うのが嬉しい。
  赤貝はコリッとした歯触りで、高級な貝の気品を感じる旨さ。
  高級なので、中々頂く機会が無いので貴重だ。
  北寄貝はT氏に二切れ共に食べられてしまった…。

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 ◎「酒盗クリームチーズ添え」三五〇円
 …珍味の品揃えが豊富で、酒呑みとしては嬉しく成ってしまう。
  鰹と鮪のどちらの酒盗かは分からないが、クリームチーズと一緒に成っている。
  酒盗だけだとえぐみが有るが、チーズと一緒だと円やかな感じで頂き易い。
  チーズフェチとしても有り難い限りだ。
  和の物と洋の物が、こうして組み合わされると意外に合う物だ。

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 ◎「白子ポンズ」六五〇円
 …白子と聞いた日にゃ、痛風持ちとしては堪らない。
  足の親指が腫れて靴が履けなくなろうとも、白子が有れば頂きたい。
  軽くボイルされ、温かい状態で運ばれて来る。
  火が通り過ぎていないので、中は生でトゥルっとしていて旨い!
  トロトロのクリーミーで、ポン酢との相性は抜群。
  助惣鱈ではなく真鱈の物なので、味は絶品!
  「鮨処 いっしん」の物に近い味わい。

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 ◎「焼き本柳葉魚」七三〇円
 …昨今では柳葉魚と言えば、キャペリンと言う偽物が横行しているが、
  此方のは本物の柳葉魚との事で、厚岸産の物と言う。
  中々、本物の柳葉魚を頂ける機会は無いので貴重だ。
  檸檬を搾って頂くと、中は卵がギッシリと詰まっており旨い。
  ホクホクとして、正に本物の旨さ!
  そう言えば柳葉魚で思い出したが、小学校の給食で柳葉魚のフリッターが出た折、
  中身に卵が入っていない雄だったのが異様にショックだったのを思い出した…。

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 ◎「このわた」五六〇円
 …珍味の中からもう一品。
  海鼠腸の他にも海鞘も有り、ワクワクしてしまう…。
  ドロドロ、ツルツルした感じで食べ易い。
  一昨年、hironikou99さんに連れられて御邪魔した「季節料理 もりべ」では、
  加賀名物の丸芋と合わせた物が異常に旨かったのを思い出した。

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 ◎「おしんこ盛り」四五〇円
 …〆はさっぱりと御香香で。
  胡瓜、白菜、辣韮、柴漬け、沢庵、野沢菜と盛り沢山。
  此方の御店の印象として価格も良心的で、非常に良い。
  こう言う御店には又来てしまいたく成る。
  新店「和匠喜酒 かもん」の強力なライバルだ…。

 此の日は麦酒を四杯頂き、T氏と日進へ移動し、スナックへ行って記憶を喪失してみる…。