◆「三丁目 にしや食堂」【日進】
◎「焼きぶた定食」七〇〇円
…昨晩は家で、缶酎ハイ五〇〇ミリリットル、三五〇ミリリットルを空け、早々に轟沈。
十二時には床に潜り込み、失神する様に布団と同化する…。
今朝は今朝で、毎週土曜日の八時四〇分丁度に出現する、
移動販売の魚屋の鐘の音で目を覚まされ、結局、九時には床から這い出る…。
仕事の日はあれ程迄に身体が怠くて起きられないと言うのに、
休みの日となれば、ゆっくり寝ている事も出来ずに目が覚めてしまう…。
皮肉なものだ。
「ぶらり途中下車の旅」を観、洗濯物を遣っ付け、ぼんやりしている内に正午を迎える。
玉子が二個残っているので、玉子掛け御飯で済まそうかとも考えたが、
本当、やつれて来ている気がして、真面な食事を頂きに毎度の此方へと御厄介に成る…。
先週は「とりもも肉のカリカリ焼」を頂いたので、流石に今回は異なる物を。
御薦めの記された黒板には「焼きぶた定食」と、何とも蠱惑的な名称の料理が記されている。
良し!此れで行こう!
女将さんに告げ、スポーツ新聞で昨晩の巨人の快勝を確かめる…。
すると今回も、「御野菜祭り、如何します?」と、僕の身体を慮っての有り難い御言葉。
「御手柔らかに…」と控え目に御願いする。
処で、「焼きぶた定食」とは一体、どの様な物だろうか。
勿論、創意工夫力に優れている此方なので、叉焼が出て来るとは想像し難い。
ん~、と皺の無いツルッツルの脳味噌を駆使して悩んでいると、何やら野菜の山が登場。
てんこ盛りの千切りキャベツの上に、焼いた豚肉が敷かれ、
其の上には玉葱が盛られ、マヨネーズと卸ポン酢が見られる。
こう来たか…。
此れは確かに、否が応でも野菜祭りだ。
さあ、腕白中年は食事に集中しよう。
豚肉はマヨネーズのコッテリ感と、卸ポン酢のさっぱり感が絶妙に混ざり合い、
両方の良さが感じられるが、別皿のマヨネーズを更に付けてしまう辺りは、
矢張り、根っからの不健康好きなのだろう…。
マヨネーズは何にでも合うから素敵だ。
とは言え、卸ポン酢の酸味が何とも心地好く、汗ばむような暑い日には持って来いだ。
其れにしても、キャベツと玉葱の山が中々減らない…。
決して避けている訳ではないのだが、如何しても豚肉の方に目が行ってしまうので…。
マヨネーズで誤魔化しつつ、滅多に補給しないヴィタミンの類を摂取する。
御飯は丼にこんもりと山が出来る程の盛り具合。
昨今のキャバレークラブ嬢の髪の毛の様だ…。
「益若っ!」みたいな…。
御蔭で、此処最近凹んでいた腹がポッコリと出てしまう。
そして更に、御野菜祭りは終わらない。
小鉢でゲッティーサラダは付くわ、味噌汁は具沢山だわ、
仕舞いには、試作品と言う、じゃが芋、トマト、人参、緑豆、鶏肉の煮込みを出して頂く。
じゃが芋、丸々一個だし…。
御蔭様で、是を以て、今月分の野菜摂取事業は終了致しました…。
十二時には床に潜り込み、失神する様に布団と同化する…。
今朝は今朝で、毎週土曜日の八時四〇分丁度に出現する、
移動販売の魚屋の鐘の音で目を覚まされ、結局、九時には床から這い出る…。
仕事の日はあれ程迄に身体が怠くて起きられないと言うのに、
休みの日となれば、ゆっくり寝ている事も出来ずに目が覚めてしまう…。
皮肉なものだ。
「ぶらり途中下車の旅」を観、洗濯物を遣っ付け、ぼんやりしている内に正午を迎える。
玉子が二個残っているので、玉子掛け御飯で済まそうかとも考えたが、
本当、やつれて来ている気がして、真面な食事を頂きに毎度の此方へと御厄介に成る…。
先週は「とりもも肉のカリカリ焼」を頂いたので、流石に今回は異なる物を。
御薦めの記された黒板には「焼きぶた定食」と、何とも蠱惑的な名称の料理が記されている。
良し!此れで行こう!
女将さんに告げ、スポーツ新聞で昨晩の巨人の快勝を確かめる…。
すると今回も、「御野菜祭り、如何します?」と、僕の身体を慮っての有り難い御言葉。
「御手柔らかに…」と控え目に御願いする。
処で、「焼きぶた定食」とは一体、どの様な物だろうか。
勿論、創意工夫力に優れている此方なので、叉焼が出て来るとは想像し難い。
ん~、と皺の無いツルッツルの脳味噌を駆使して悩んでいると、何やら野菜の山が登場。
てんこ盛りの千切りキャベツの上に、焼いた豚肉が敷かれ、
其の上には玉葱が盛られ、マヨネーズと卸ポン酢が見られる。
こう来たか…。
此れは確かに、否が応でも野菜祭りだ。
さあ、腕白中年は食事に集中しよう。
豚肉はマヨネーズのコッテリ感と、卸ポン酢のさっぱり感が絶妙に混ざり合い、
両方の良さが感じられるが、別皿のマヨネーズを更に付けてしまう辺りは、
矢張り、根っからの不健康好きなのだろう…。
マヨネーズは何にでも合うから素敵だ。
とは言え、卸ポン酢の酸味が何とも心地好く、汗ばむような暑い日には持って来いだ。
其れにしても、キャベツと玉葱の山が中々減らない…。
決して避けている訳ではないのだが、如何しても豚肉の方に目が行ってしまうので…。
マヨネーズで誤魔化しつつ、滅多に補給しないヴィタミンの類を摂取する。
御飯は丼にこんもりと山が出来る程の盛り具合。
昨今のキャバレークラブ嬢の髪の毛の様だ…。
「益若っ!」みたいな…。
御蔭で、此処最近凹んでいた腹がポッコリと出てしまう。
そして更に、御野菜祭りは終わらない。
小鉢でゲッティーサラダは付くわ、味噌汁は具沢山だわ、
仕舞いには、試作品と言う、じゃが芋、トマト、人参、緑豆、鶏肉の煮込みを出して頂く。
じゃが芋、丸々一個だし…。
御蔭様で、是を以て、今月分の野菜摂取事業は終了致しました…。
※2009年5月23日時点の情報です。
ID:0000302098
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