続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「つけ麺 蝉時雨」【春日部】

イメージ 1

◆「つけ麺 蝉時雨」【春日部】

 ◎「つけ麺(大)」七八〇円

 …一昨日。
  午前中に千葉市内での仕事を終え、次の仕事の地・春日部へと移動する。
  総武線快速、地下鉄半蔵門線東武伊勢崎線を乗り継ぎ、数年振りに春日部へと降り立つ。
  時刻は十三時過ぎで、然程の空腹感も無かったが、昼御飯をしっかりと摂っておく。
  凡そ、此れ位の時間に着くだろうと予測していたので、予め、店の目星も付けてある…。
  「ラーメンデータベース」上で、春日部市の括りで第二位の評価の此方へ。
  重たいトランクケースと鞄を転がし乍ら、何とか店を見付け、硝子の引き戸を開けて入店。
  直ぐに券売機が有り、「つけ麺(大)」の釦を押す。
  並盛も大盛も同価格の為、貧乏性の僕は漏れ無く「大」で…。
  不意に、屋号を記した看板の書体、メニュー構成等を見て思いが浮かぶ。
  大宮の「つけ麺屋 桜」、「つけめん 蕾」と同系列の匂いがする…。
  況してや、今流行りの魚介系醤油豚骨のつけ麺が主力メニューと成れば尚更だ。
  そんな事を考えつつ、一〇分強の時間を過ごし、つけ麺の提供を待つ。
  麺の茹で時間は四分強と、つけ麺にしては短い方だろう。
  先につけ汁が出され、流水で〆られる麺が後から遣って来る。
  うん、見た感じ、「つけ麺屋 桜」、「つけめん 蕾」と似ている。
  只、海苔の上に魚粉が載っていないと言う事のみを除けば…。
  黄色味を帯びた太麺を箸で手繰って、茶褐色をしたつけ汁へと潜らせる。
  勢い良く啜ると、魚介の風味が一気に感じられ、魚粉のジャリッとした食感も舌に伝わる。
  予想以上に魚粉が効いているらしく、酸味にも似た味が感じられる。
  券売機の脇に積まれた鰹節の段ボールには、鹿児島県は枕崎の物だと記されている。
  プリン体フェチは魚粉に事の外、弱い…。
  甘味は其れ程に感じられず、豚骨の自然の甘さと言った感じ。
  とろみも強くなく、サラッとした感じで平均的な粘度。
  麺はポキポキと言う腰が感じられると言うよりは、モチモチ感を味わう型。
  「大」は麺の量が四四〇グラム有り、此処最近、三〇〇グラム台に控えていたが、
  意外とスルスルと胃袋に収まってしまうものだ。
  未だ未だ、僕の胃袋は衰えていない様だ…。
  具は、刻み叉焼、麺麻、海苔。
  少々、具に力強さが感じられずに残念。
  刻み叉焼も大きさ、量に存在感を欠き、麺麻ももっと太い方が宜しかろう…。
  味付け玉子でも付加すれば、より満足度は上がっただろうか。