続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「大勝軒 まるいち」【大宮】

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◆「大勝軒 まるいち」【大宮】


 ◎「もりなま」七〇〇円

 …昨日。
  呑んだくれの三連休の最終日、人生初の携帯電話の機種変更と言う難仕事を、
  三十三歳児が初めての御遣いに出掛けると言うプレイをしてみる。
  先ずは、腹が減っては戦は出来ぬと、腹拵えをする。
  日曜日なので「つけめん 蕾」は定休日なので、「ラーメン二郎 大宮店」と言う発想も過ったが、
  大行列に並ぶ元気は今の僕にはとても無いので、未訪の此方を訪れてみる。
  矢鱈と増殖している「東池袋 大勝軒」系の店。
  浦和には「浦和大勝軒」、「○玉大勝軒」、「大勝軒 浦和店」と三店も有るが、
  大宮には宮原の「麺屋 六文銭」が在るのみで、大宮駅前には無かった。
  結構な人気と言う情報を得たので出掛けてみると、先客五~六名の行列と、許容範囲内。
  券売機で「もりなま」の食券を購入し、行列の最後尾に並ぶ。
  一〇分強で中へと通され、壁に面したカウンター席に座る。
  更に一〇分程で「もりなま」登場。
  先に食券を回収していた割りには出て来るのに時間を要した様だ…。
  毎朝、気温と湿度を測って、かん水の量を調節して打つと言う自家製麺を手繰る。
  つけダレに潜らせて啜ると、モチッとした食感が感じられる。
  然し、魚粉ガッツリの濃厚魚介系醤油豚骨つけ麺の様な、ポキポキと言う腰は無い。
  つけダレは、増殖気味の其処等の「東池袋 大勝軒」系の店に良く見られる、
  器の底が透き通って見える様な砂糖酢醤油水を温めただけの薄っぺらい味ではなく、
  しっかりと動物系、魚介系の出汁が出た、濁った色をしており、
  只、甘酸っぱいだけの店とは一線を画している印象。
  具も其々に量が多く、麺麻、刻み叉焼はゴロゴロと入っており、此れだけで十分。
  麺、スープ、具を取ってみると、十分に及第点は行っているだろう。
  〆は、残して置いた生玉子をドゥルンとつけダレと一緒に飲み干す。
  黄身の濃厚な味わいと、出汁の効いた甘酸っぱいタレが口の中で絡み合って胃袋へ収まって行く…。