続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけめん 蕾」【大宮】

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◆「つけめん 蕾」【大宮】


 ◎「つけめん(大盛)」七八〇円

 …昨晩は午前二時過ぎに帰宅し、三時に就寝。
  日頃、寝起きが辛く、其の度に休みの日は心置き無く寝ていようと固く心に誓うのだが、
  九時半過ぎに、数時間前迄一緒だったと言うのに「和彩楽酒 かもん」のマスターの電話で起こされ、
  其れっ切り寝られやしない…。
  歳を取ると、一度目が覚めてしまうと、寝ていようと言う気力が削がれてしまう。
  起きて、腰の痛みと格闘している内に正午に成り、取り敢えず風呂にだけ入る。
  昼御飯を摂りに出たいのだが、如何せん、腰痛も手伝って億劫で動けない。
  然し、家には何の食糧も無いので、十三時過ぎに重たい腰を擡げ、大宮の街へと出る。
  ガッツリとつけ麺を頂こうと決めていたので、未訪の「つけめん 102」に向かうも、
  噂通りの混雑振りで、店外に三〇人前後の行列が形成されていたのを見て、
  「阿呆か…」と呟き、踵を返して「つけめん 蕾」へと向かう…。
  券売機で「つけめん(大盛)」の食券を購入して、すんなりとカウンター席に着く。
  こうしてちゃんと、並ばずに旨いつけ麺を頂ける店は有る。
  一〇分程で、四四〇グラムの麺の丼と、魚粉の風味が香るつけダレの器が手渡される。
  麺の上には、海苔が乗せられ、其の上には魚粉が盛られている。
  大抵の人は、麺に塗して、絡める様にして頂くようだが、
  僕は更に魚粉の風味を強くして、プリン体を摂取している気分に浸りたいので、
  つけダレに海苔と一緒に魚粉を投入する。
  早速、麺を箸で手繰ろうとすると、僕が不器用な所為もあり、持ち上げ辛い程の極太麺。
  茶色味を帯び、しっかりと水で〆られ、艶々と輝いている。
  濃厚な茶褐色をしたつけダレにサッと潜らせて啜れば、
  モチモチとした食感、ポキポキ、否、コリコリとさえ感じる程の腰が効いている。
  御洒落を装って、大人しく音も立てずにチマチマ啜るなんぞ、真っ平御免なので、
  勢い良く、豪快にズババババっと啜ると、清々しささえ感じられる…。
  つけダレは魚介の風味も強く感じる一方、豚骨のコッテリとした味わいも感じられ、
  丁度良いバランスでブレンドされている様な感じを受ける。
  甘味を孕んだ円やかな豚骨の味と、魚粉の効いた和風の味が巧く混ざり合っている。
  具は、麺麻、鳴門、刻み叉焼
  食べ終わりは、珍しく気紛れでスープ割りをし、しっかりとスープを飲み干す。
  流石に食後は口の中がジャリジャリする…。