続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 まつ石」【武蔵浦和】

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 …今日は久し振りに背広を着込み、青葉台へと仕事に出掛ける。
  雨と言えども、移動で歩き、電車に乗ればドッと汗が流れ出す。
  僕にとっては未だ真夏だ…。
  仕事を終え、帰りに諸般の事情に因り、武蔵浦和に立ち寄る。
  数年振りに、ラーメン店の複合施設「ラーメンアカデミー」でラーメンを啜る事にする。
  暫く来ない間に、何の断りも無く「ラーメン館銘店めぐり」と名前を変えている…。
  五店入居している中から、何と無くの思い付きで此方に決定する。
  店頭の券売機で食券を購入して入ると、店内は閑古鳥が啼いている…。
 
 ◎「生ビール」五〇〇円
 …じめじめした蒸し暑い中、満員電車に揺られ、東急田園都市線、山手線、埼京線と乗り継ぎ、
  真夏並みに汗をかいたので、水分補給の意味も込めて麦酒を頂く。
  銘柄は「アサヒ」の様だが、正直、何処の銘柄だろうが然して興味は無い。
  別段、細かな味の違いが分かる訳じゃ無し、酩酊出来れば良い。
  ジョッキの三分の一程度を一気に呑み干し、失われた体内の水分を補う…。

 ◎「つけ麺(大盛)」七八〇円
 …如何やら、此方も今流行りの魚介系醤油豚骨を売りにしている様子。
  と言いつつも、其れを承知の上で入店したのだから…。
  とても、此の火照った身体の状態では、「中華そば」は頂けず、「つけ麺」を頂く。
  大盛は無料と言う事なので、御言葉に甘えて御願いする。
  麦酒をグイグイ遣っていると、魚介系の香りを漂わせてつけ麺が運ばれて来る。
  麺はざっと、三〇〇グラム程度と言った所か。
  つけ汁は茶褐色をしているが、濁っている訳ではなく、然程、濃厚な感じは受けない。
  然し、表面には魚粉が浮かび、油膜が張って行くのが見える。
  麺は黄味を帯びており、平麺の様な感じ。
  早速、箸で手繰り、つけ汁に浸して啜ると、程好い腰が感じられ、
  モッチリとした弾力も有り、先ず先ずの出来。
  つけ汁は、見た目の印象は意外とあっさりしているのかと思いきや、
  表面の油が濃く、油っぽさが感じられる。
  此の油は、温度が冷めない為の配慮からだろうか。
  魚介の味わいが強めに出ているが、動物系は豚骨と鶏を使用している様子。
  油でコッテリ感を醸し出すのではなく、もう少し動物系で濃厚さを出した方が好み。
  具は、麺の上に載っていた叉焼、麺麻、菠薐草。
  叉焼は其れなりに柔らかい、バラ肉を巻いた物。
  麺麻は極太だが、柔らか過ぎて麺麻特有のサックリとした歯触りが愉しめず残念。
  つけ汁が少々薄っぺらい印象を受けてしまい、もう一歩と言う塩梅か…。