…月曜日。
黄金週間三日目の此の日は、諸般の事情から、小学校の修学旅行以来の日光へ出掛ける。
朝は七時起きで、春日部駅発九時〇九分の臨時特急「きりふり二七一号」に乗車し、
二十三年振りの日光の街に降り立つが、当時はバス移動の為、然程の懐かしさは無い…。
大滝詠一マニアである僕は「Keg・on」レーベルの所以である華厳の瀧の再訪を祈念したが、
渋滞に因り二時間も要すると聞き、とても膀胱が持たないだろうと断念し、
日光山の二社一寺を巡る行程へと変更し、照り付ける陽射しの中を歩き出す…。
輪王寺、東照宮を豪い人混みの中を巡り、残る二荒山神社を参る前に昼御飯を摂る事にする。
国道一二〇号線迄降り、道路沿いの飲食店に入ろうと物色をする。
何処も彼処も「ゆば料理」の文字が見られ、其の中の此方の蕎麦屋に決定する。
十四時過ぎにも拘らず、五~六名の待ちが出来ており、混雑具合が窺える…。
黄金週間三日目の此の日は、諸般の事情から、小学校の修学旅行以来の日光へ出掛ける。
朝は七時起きで、春日部駅発九時〇九分の臨時特急「きりふり二七一号」に乗車し、
二十三年振りの日光の街に降り立つが、当時はバス移動の為、然程の懐かしさは無い…。
大滝詠一マニアである僕は「Keg・on」レーベルの所以である華厳の瀧の再訪を祈念したが、
渋滞に因り二時間も要すると聞き、とても膀胱が持たないだろうと断念し、
日光山の二社一寺を巡る行程へと変更し、照り付ける陽射しの中を歩き出す…。
輪王寺、東照宮を豪い人混みの中を巡り、残る二荒山神社を参る前に昼御飯を摂る事にする。
国道一二〇号線迄降り、道路沿いの飲食店に入ろうと物色をする。
何処も彼処も「ゆば料理」の文字が見られ、其の中の此方の蕎麦屋に決定する。
十四時過ぎにも拘らず、五~六名の待ちが出来ており、混雑具合が窺える…。
◎「日光ビール」五三〇円
…一〇分程待ち、席に案内され、先ずはメニューを眺めると、
御当地日光の地麦酒が有り、折角なので頂いてみる。
緑色の瓶にレッテルが貼られ、「御麦酒」と記され、陽明門の写真が印刷されている。
一口呑むと、普通の麦酒よりも辛口で、余分な甘さの無い切れを感じる。
如何も、「プレミアム・モルツ」や他の地麦酒の様な甘いのが苦手なので、
此の手の辛口の爽やかな味わいは嫌いではない。
厳選された麦芽とホップ、そして日光の清水で作った麦酒は中々だ。
◎「カツ丼とミニゆばそば」一二五〇円
…食事は何にしようかと思案した結果、カツ丼と、名物の湯波を使った蕎麦が付いた物を発注。
普段、湯波の様な上品な物を頂くと言う発想は無いのだが、地の物を頂く様にしている。
何でも、京都や身延では「湯葉」と記し、日光では「湯波」と記すらしい。
さて、其の湯波蕎麦は温かい蕎麦に味付けされた湯波が載っている。
先ずはつゆを啜ると、甘味が有り、濃過ぎず薄口の印象。
高血圧患者としてはもっと濃い味の塩辛い物だと助かる。
蕎麦は細く、田舎蕎麦らしい色をした物。
温かい蕎麦の割りには腰が適度に有り、病院食の様にフニャフニャと言う事は無い。
件の湯波は醤油ベースで味付けされており、此方も上品な味付け。
丸で、畳まれた消防用ホースを伸ばすかの様に湯波が解れて行く。
京都の湯葉は膜の端に串を入れて引き上げる為に一枚なのに対し、
日光の湯波は膜の中央に串を入れて二つ折りにする様にして引き上げる為に二枚重ねとなり、
其の分、食べ応えが有り、モッチリとした弾力が感じられる。
主役である筈のカツ丼はと言えば、カツが五切れ。
味付けが薄めで、此れ又、高血圧患者の心を理解していないのが残念。
思わず、醤油を掛けたいなと思うも、流石に其処迄は無粋ではない。
まあ、湯波と言う御上品な物を頂いているのだから、此れ位の味付けが宜しいのだろう…。
食後は灼熱の夏を思わせる陽射しの中、二荒山神社を参拝し、十七時過ぎの電車で帰る…。
~御負け~
・「神橋」 AKB四十八風に記すなら「ネ申木喬」と言った所か。
・「神橋」 AKB四十八風に記すなら「ネ申木喬」と言った所か。
・「見モンキー・言わモンキー・聞かモンキー」
・レフト甚五郎作の「眠りニャンコ」
・「鳴きドラゴン」の有る「本地堂」
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※2010年5月5日時点の情報です。
ID:0003635295
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