◆「鮨処 いっしん」【日進】
…昨晩。
日中は蒸し暑さでグッタリし、何もする気が起こらず、廃人の様に過ごす。
此の暑さは、体内の生気を根こそぎ吸い取られるかの様で、人間らしさが失われる…。
ジッとしてファーソーに座っていても、額にじんわりと汗が滲み出し、思わず麦ティーを呷る。
晩に成り、外はポツポツと雨が降り出し、傘を差すのも億劫なので、
傘を手に持ち、サザエさん症候群を患っている中、週末最後の御愉しみの此方へ出掛ける。
日中は蒸し暑さでグッタリし、何もする気が起こらず、廃人の様に過ごす。
此の暑さは、体内の生気を根こそぎ吸い取られるかの様で、人間らしさが失われる…。
ジッとしてファーソーに座っていても、額にじんわりと汗が滲み出し、思わず麦ティーを呷る。
晩に成り、外はポツポツと雨が降り出し、傘を差すのも億劫なので、
傘を手に持ち、サザエさん症候群を患っている中、週末最後の御愉しみの此方へ出掛ける。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…店に入り、何時もの座敷席は埋まっている為、カウンター席の一番奥へ。
黙っていても勝手に出て来るルービー。
前の晩は諸般の事情で、川口の「しゃぶしゃぶ ごまだれ屋」で両親と食事会を実施し、
余りの緊張、ストレスで酒を呑み過ぎ、吐瀉し、電車も大宮駅で折り返して赤羽駅迄行き、
其処から再び帰路を辿り、終電車で漸く帰宅すると言う、相変わらずの駄目中年…。
日も改まれば、呑みたくなるのが呑ん兵衛と言うもの。
馴染みの店で独りでゆったりと酒を遣るのが一番落ち着く…。
…店に入り、何時もの座敷席は埋まっている為、カウンター席の一番奥へ。
黙っていても勝手に出て来るルービー。
前の晩は諸般の事情で、川口の「しゃぶしゃぶ ごまだれ屋」で両親と食事会を実施し、
余りの緊張、ストレスで酒を呑み過ぎ、吐瀉し、電車も大宮駅で折り返して赤羽駅迄行き、
其処から再び帰路を辿り、終電車で漸く帰宅すると言う、相変わらずの駄目中年…。
日も改まれば、呑みたくなるのが呑ん兵衛と言うもの。
馴染みの店で独りでゆったりと酒を遣るのが一番落ち着く…。
◎「あんこう肝」五一〇円
…今回も、初夏の僅かな時期にポッと出の様に入荷する鮟鱇肝が有る。
大概、此の時期のは北海道産が多いのだが、今回のは山形県産とマスターが言った様に聞こえた。
産地が何処であれ、旨ければ何でも良い。
ポン酢をドップンドップンぶっ掛けてから、酒の摘みとして頂く。
脂が載り過ぎ、コッテリとし過ぎてしまうのが多いが、今回の物は適度な濃厚さ。
まったりとした奥深いコクをポン酢の酸味が緩和し、濃厚な旨さがジワーッと染みて来る。
◎「鰯」一六〇円
…日曜日で市場が休みと言う事も有り、品切れが多数有り、特に青魚が無いとマスター。
そんな中、最後に残っている鰯を握って出して呉れる。
昨年同様、此の時期の鰯と鰺の脂の載りは抜群で、見るからに脂の載りが見て取れる。
トロンとした口当たりで、青魚特有の風味も感じつつ、肌理細かい脂がスッと溶けて行く。
◎「〆さば」二三〇円
…鰺は売り切れていたものの、此方の名物の〆鯖だけは残っていたのが幸運。
此方に来て、〆鯖を頂かずに帰るのは、雪隠に入って尻を拭かずに出る様なもの。
今の時期は鯖が卵を持ってしまい、養分が身に行き渡らず、脂が少なくパサパサなのが多いが、
今回の佐渡ヶ島産然り、マスターの目利きで仕入れる鯖は間違い無く旨い。
◎「いさき」二三〇円
…前回は生憎の売り切れで頂けなかった伊佐木が残っており、ホッと一安心。
伊佐木と言えば、去年は脂の載り、旨さが半端ではなく、チーズにも似たコクが感じられた程。
昨年に負けず劣らず、今年のも凄いな。
口中に拡がる、何だろう、此の物凄い旨味は…。
◎「みる貝」五一〇円
…品切れが多く、魚種が少ないと言う事で、普段は毎回頂けない高級な貝も頂いておく。
赤貝も有るのだが、僕はどちらかと言うと海松貝派だ。
コリっとして、同時にクニュッと言う歯応えが感じられ、此れが堪らない。
噛めば磯の風味が香り、生の貝特有の優しく、奥深い甘味が強く出ている。
◎「まぐろ」二三〇円
…此方を訪れるに当たり、鮪を頂かない訳には行かない。
冷凍鮪は使用せず、生の鮪に拘るマスターが仕入れる鮪に妥協は無い。
見るからに、此れは赤身ではなく、歴とした中トロで、口に入れた途端に旨さが押し寄せる。
鮪特有の酸味が感じられつつも、脂の載った中トロなので、脂の甘味が強く、旨い。
◎「子持ちしゃこ」三二〇円
…此れ又、毎回は頂けない物を頂いてみる。
プリン体フェチには堪らない甲殻類と魚卵の組み合わせなのだが、如何せん他に頂く物が多過ぎて…。
煮ツメを塗られ、此れを頬張れば、甲殻類のブリッブリの食感と、細かい魚卵の粒粒が。
不思議に甘い濃厚な煮ツメとの相性は頗る良く、足の親指も宜しく言っている。
◎「すじ子」三二〇円
…そろそろ〆に取り掛かる時間のタイムが訪れる。
何時もの御決まりの筋子を発注し、週に一度の美味を堪能する。
御案内の通り、鮭の物ではなく、姫鱒の筋子で、粒は小さいが、プチプチ感は力強い。
濃厚な塩気が、粒が弾けた途端、口内を占拠し、一度、筋子丼で頂いてみたと言うのが夢だ…。
◎「平貝」無料
…事も有ろうか、此方の一番の名物である煮穴子が売り切れと言う。
何てこったいと、舌打ちをし、酷く項垂れていると、マスターが握って出して呉れる。
一貫分だけ残っていた平貝を。
サックリとした歯応えで、生の貝の甘味が心地好く、海苔の甘味も一味加えて呉れている。
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※2011年6月13日時点の情報です。
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