続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「インドカレーハウス サニー・タージ」【上大岡】

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◆「インドカレーハウス サニー・タージ」【上大岡】

 ◎「Aセット(チキンカレー、ナン、マンゴーラッシー)」八四〇円

 …引っ越しで慌しかった三連休も終わり、今日から日常へと引き戻される。
  今朝は何時もより少し早目に起床し、普段は絶対に朝御飯は面倒臭いので食べないのだが、
  週末に購入した食麺麭が残っているので、独り寂しく、焼き機で焼き、
  チーズを乗せ、紅茶で流し込むと言う悲しい朝御飯…。
  駅迄少し遠くなった分、早目に家を出なければならず、余裕を持って三〇分前に出る。
  実際に歩いてみると、然程の時間は掛からず、今迄と略同じ時間しか掛からない事が判明。
  汗さえかかなければ、十分に歩ける距離だと一安心する。
  社会復帰の今日は、湘南新宿ラインに揺られ、横浜駅迄行き、京浜急行線で上大岡へ。
  あの震災が有った日に居た街で、未だに何だか、トラウマめいた物を覚える…。
  同行者を随え、朝から仕事に取り掛かり、十三時に昼休憩。
  上大岡と言えば、最近は専ら、此方で印度カレーと決まっている。
  幾つも印度料理店で頂いたが、此方のナンは可也の出来栄えと評価している。
  腕白中年二人して出掛け、何時もよりは空いており、二人掛けのテーブル席に通される。
  昼時ともなれば、ハマっ子マダムで溢れ返っており、地元の人気店だ。
  席に着くと、メニューを見る迄も無く、「Aセット」と決まっている。
  此れが一番安いのもそうだが、此れで十分に旨さが堪能出来るからだ。
  カレーは「チキン」、「豆」、「野菜」の三種類の中から選択出来るが、
  何が悲しくて、金を払って迄、豆や野菜を食べなくてはいけないのか理由が見出せず、
  言わずもがなだが、鶏肉のカレー以外に選択肢は無い。
  そして、米かナンかも選択出来、此れを目当てに来ている様なものなので、勿論、ナンで。
  飲み物は、御決まりのマンゴーラッシーで御願いする。
  決して広いと言えない厨房の中には、浅黒い現地人が三人も犇めき合い、調理をしている。
  ペチペチ、ピタピタと、丸で、独逸娘の桃尻を引っ叩く様な音を立てて、ナンを伸ばしている。
  ナンさえ焼き上がれば、後はカレーを装い、野菜を添えるだけなので、出来上がりは早い。
  一〇分も掛からず、無愛想な女店員が運んで来て呉れる。
  相変わらず、見た目の衝撃は大きく、ナンの大きさが目を惹く。
  器から大きく食み出し、綺麗に収めようと言う気が無いのが嬉しい。
  老婆の乳房を引っ張った様な大きさで、先っぽに干し葡萄が付いていないのが幸いだ…。
  さて、其の焼き立てのナンを千切り、カレーに浸けて頂く。
  ナンは様々な食感が愉しめ、カリカリ、ふかふか、ふっくら、モチモチと言った具合。
  見た目は、小母さんが露天風呂から上がる際、ドッコイショと踏んでしまった自分の乳房の様だが、
  此方のナンは、出来る事なら御替わりをしたい程だが、そんなに金持ちではないのが残念だ…。
  カレーは、辛さは普通で御願いしたが、日本の中辛よりも辛目と言うだけあり、
  しっかりと辛さが伝わるが、嫌な辛さは全く無く、赤茄子が入っているのか、酸味も有るので、
  其の分、辛さが和らいでいる感じで、又、鶏肉からも旨味、甘味が染み出しているのだろう。
  其の鶏肉はと言うと、何時もより多目に入っており、所狭しと、ゴロゴロと入っている。
  此処最近で頂いた印度料理、ナンの中では、矢張り、此方が今の所は一番かな。
  ナン、カレー共に味が大変宜しいので、次回も通ってしまうのだろうな…。