続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「インディアンレストラン ドゥルガダイニング」【茅ヶ崎】

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 ◎「ターリーセットA(2カレーセット)」九八〇円

 …何だか、此れから起こり得るで有ろう先行きを案じ始めると、居ても立っても居られず、
  そわそわと言うか、塞ぎ勝ちと言うか、落ち落ち寝ても居られない心持ち。
  午前一時前に就寝したのに、明け方四時半には目が覚めてしまい、溜息を連発…。
  寝床の窓と隣接する隣家の雪隠からは、隣家の主人の鼻をかむ汚らしい音と、
  水気を帯びた屁の音が木霊し、より一層、気持ちを不安定なものにさせる…。
  碌すっぽ寝ていない中、身支度を整え、今日は茅ヶ崎へと出掛ける。
  僕と「腕白ブラザーズ」を形成する、僕より一〇以上も上の先輩を引き連れて。
  少しは涼しくなったと世間様は騒いでいる様だが、ちっとも涼しくなんかない。
  涼しいと言うのは、一〇度を下回って初めて言うのだ。
  汗が止まらず、引っ切り無しに噴き出し乍ら、仕事を黙々と熟す。
  十三時に成り、毎晩、碌に食事を摂らずに酒のみで済ませている為、空腹感が湧き、
  二人して昼御飯を摂りに外へ出る事とする。
  茅ヶ崎と言えば、言わずもがなだが、「えぼし麺 菜良」が一番のお気に入りだが、
  悔しい事に、今日、第一火曜日は定休日と言う運の無さ…。
  其の代役を考えねば成らず、餡掛け焼き蕎麦の「中華料理 横濱飯店」は店頭に行列が出来ている。
  豚丼で御馴染みの「食べ酔い屋 茅ヶ崎 DEИ」は、事も有ろうか、シャッターが閉まっている。
  さて、困ったなと悩んでいると、昨夏、カレー好きの上役に導かれて訪れた印度料理屋が、
  冷房設備の故障中とやらで、矢鱈と店内が暑くて断念した此方を思い出し、再挑戦。
  細い階段を上がり、建物の二階の此方へ入ると、浅黒い印度人店員が出迎えて呉れる。
  テーブル席に腰掛け、メニューをザッと眺める。
  昼時のメニューが中々に豊富で迷ってしまうが、二種類のカレーに、御飯とナンが食べ放題と言う、
  腕白中年には甚く堪らない物が有るので、二人して其れを発注。
  飲料が付くと言うので、勿論、ラッシーで御願いする…。
  カレーはと言うと、「チキンカレー」、「ベジタブルカレー」。
  チキンカレーはと言うと、辛さを普通にした事も有り、円やかさが感じられる。
  辛さは殆ど無く、寧ろ、もう一段階辛いのにした方が良かったかなと思う程。
  非常に食べ易い味わいの反面、些かの物足りなさを感じてしまう。
  ベジタブルカレーは、具にじゃが芋、人参、隠元、そして、筍の様なシャキシャキとした野菜。
  赤茄子を使用しているのか、サッパリとした酸味が感じられ、あっさり系。
  ナンは随分と小さ目で、随分とガッカリしたが、味や食感は先ず先ずで、あっと言う間に食べ終える。
  御替わりを御願いすると、普通の大きさと半分の大きさが有ると言い、勿論、普通の大きさで。
  今の大きさの半分だなんて、餓鬼の食べる大きさで、我々を一体、誰だと思っているのだろうか。
  性質の悪い腕白中年だぞ。
  そして、カレーを御飯で頂きつつ待っていると、御替わりのナンが運ばれて来る。
  すると如何だろうか、さっきの物とは比べ物に成らない大きさで、倍以上は有る。
  最初のナンが半分の大きさで、此れが普通の大きさだったのだ。
  丸で、老婆の乳房を引っ張って伸ばした様な大きさのナンは、熱熱でフカフカしている。
  此れは食欲が増すが、如何せん、カレーの残量が少なくなっており、たっぷりと浸けられない…。
  自重しつつ頂き、結局、最後はカレーが余り、何時もの僕のおかずが余ってしまう方式。
  満足度としては、上大岡の「インドカレーハウス サニー・タージ」の方に軍配。