…昨晩。
六月最終日の昨日。
世間様は六月一杯で店頭から姿を消すレバ刺しを求めて狂想曲が繰り広げられていると言う。
確かに、品質の悪いレバ刺しを提供する店が一番良くないのだが、
問題無く美味しく頂けるレバ刺しの方が圧倒的に多い訳で、何でもかんでも、
レバ刺しだからと一斉に取り締まると言う官僚の考えは、如何考えても可笑しい。
庶民の細やかな愉しみを奪うのは、憤懣遣る方無い思いで一杯だ。
牡蠣で中っても店は罰せられないのに、レバ刺しで中ったら罰せられるのか。
食べて中ったら、食べた側の自己責任と言う側面も少なからず有ると思うのだが…。
そんなこんなで、斯く言う僕も、世間様の騒ぎに乗じて、最後のレバ刺しを頂きに行こうと、
「焼肉屋びぶ 大宮東口店」に出掛けると、店の跡形も無く、如何やら、閉店ガラガラの様子。
素直に本店に行けば良かったと後悔しつつ、急遽、予定変更でギスカンに。
旨い羊を喰らいに、北浦和へと向かう。
六月最終日の昨日。
世間様は六月一杯で店頭から姿を消すレバ刺しを求めて狂想曲が繰り広げられていると言う。
確かに、品質の悪いレバ刺しを提供する店が一番良くないのだが、
問題無く美味しく頂けるレバ刺しの方が圧倒的に多い訳で、何でもかんでも、
レバ刺しだからと一斉に取り締まると言う官僚の考えは、如何考えても可笑しい。
庶民の細やかな愉しみを奪うのは、憤懣遣る方無い思いで一杯だ。
牡蠣で中っても店は罰せられないのに、レバ刺しで中ったら罰せられるのか。
食べて中ったら、食べた側の自己責任と言う側面も少なからず有ると思うのだが…。
そんなこんなで、斯く言う僕も、世間様の騒ぎに乗じて、最後のレバ刺しを頂きに行こうと、
「焼肉屋びぶ 大宮東口店」に出掛けると、店の跡形も無く、如何やら、閉店ガラガラの様子。
素直に本店に行けば良かったと後悔しつつ、急遽、予定変更でギスカンに。
旨い羊を喰らいに、北浦和へと向かう。
◎「生ビール」五五〇円
…家を出る前、此方から葉書が届き、翌七月一日から北海道特産物が抽選で当たり、
且つ、葉書を持参すれば代金が二〇〇〇円引きに成ると知るも、強行訪店。
時刻は十九時で、混雑を覚悟したが、翌日から割引する影響も有ってか、空席が目立ち拍子抜け…。
席に着き、先ずは暑気払いのルービー発注。
「北海道生ビール」はジョッキではないので、同価格の「生ビール」を発注。
矢張り、夏はジョッキを持ち上げ、喉を大きく開き、咽喉目掛けてプリン体を流し込みたい。
梅雨時期の湿っぽい空気を吹き払う様に、麦酒の爽快感は格別だ。
…家を出る前、此方から葉書が届き、翌七月一日から北海道特産物が抽選で当たり、
且つ、葉書を持参すれば代金が二〇〇〇円引きに成ると知るも、強行訪店。
時刻は十九時で、混雑を覚悟したが、翌日から割引する影響も有ってか、空席が目立ち拍子抜け…。
席に着き、先ずは暑気払いのルービー発注。
「北海道生ビール」はジョッキではないので、同価格の「生ビール」を発注。
矢張り、夏はジョッキを持ち上げ、喉を大きく開き、咽喉目掛けてプリン体を流し込みたい。
梅雨時期の湿っぽい空気を吹き払う様に、麦酒の爽快感は格別だ。
◎「上ラム肉」九八〇円*二人前
…クーニーやら野菜を纏めて発注した中で、最初に遣って来たのが「上ラム肉」。
此方を知る切っ掛け、そして、此方に嵌る切っ掛けと成った罪な肉が此れだ。
女店員から「レア状態でお召し上がり下さい」と教授されるが、其れは重々心得ている。
赤身のみの上質な肉質は、見た目から分かる。
此方の羊肉は氷蘭産の物で、帯広の卸業者から仕入れているとの事。
氷蘭産の羊肉の流通量は全体の五パーセント程で、苔や海藻を食べている為、臭みが少ないのが特徴。
又、極寒の地で育つ為、感染病などが少なく安全性が高いらしい。
其の旨さが遺憾無く感じられるのが「上ラム肉」だ。
片面五秒、裏面五秒を炙り、葡萄酒ベースのピリ辛のテレレに付けて頂けば、もう最高。
半生なので、中はほんのり冷たく、口当たりが心地好い。
脂っぽさが全く無い、ムチッとした柔らかい食感が堪らなく、悶絶しそうな旨さだ。
此れは、僕の稚拙な文章力では表現不能で、百聞は一食に過ぎず。
◎「ラム肉」七八〇円*二人前
…続いては、定番の「ラム肉」が運ばれて来る。
「上ラム肉」とは違って、此れは此れで、実に味わい深い。
適度に脂身が付着しており、牛肉で言うなれば、カルビと言った感じか。
脂の部位を良く焼いて食べる様にと促され、此れに関しても織り込み済みだ。
確りと焼いて頂けば、脂身の部位がカリカリと香ばしく、脂がジュワーっと溢れ出て来る。
羊の風味が仄かに感じられ、今や、此の風味が癖に成っている。
稀少な氷蘭産の生後一年未満の子羊の肉を一頭丸ごと仕入れていると言うだけあり、
そんじょ其処等のギスカンとか比べ物に成らない位に食べ易いに違い無い。
下手な店のギスカンは、もっと固く、臭い物なのだろうな。
いや~、此れは麦酒が進むし、御飯のおかずにしてみたいな。
◎「ラムタン塩」八八〇円
…次は、此処最近の御決まりの「ラムタン塩」。
此方も軽く炙って、火が通り過ぎない状態で頂くのが秘訣だ。
檸檬を搾り、其れに付けて頂こうではないか。
塩胡椒が振り掛けられており、此の塩気が絶妙だわね。
サックリとした食感で、あっさり、さっぱりとした味わいで、箸休め的な感じ。
羊とデープキッスをしているかの様で、照れてしまうな…。
タン塩は歯触りに尽きる。
◎「ラムショルダー」八八〇円*二人前
…更に更に、四月のメニュー改定に伴い、登場したのが此の「ラムショルダー」。
其の名の通り、肩の部位の肉だ。
出て来た時は半分凍った状態だが、鉄板に乗せて焼こう。
厚味が結構有り、此れは食べ出が有る。
噛むと確りとした、弾力の有る食感で、ギューっと噛み締めたくなる。
やや筋張った感じだが、全く苦にならない。
其れにしても、一々旨くて困ってしまうわぃ…。
◎「ラムたたき」一二八〇円
…今回は、偶には違った物を頂いてみようと思い、同じく、四月のメニュー改定で登場した、
「ラムたたき」と言う物を頂いてみたい。
叩きの状態ならば、頂き損ねた牛のレバ刺しに近い、生肉の状態なのではないかと…。
さて、結構な大きさの皿に盛り付けられた「ラムたたき」はポン酢に浸されている。
ポン酢好きとしては堪らないな。
表面は軽く火が通り、中は生と言う状態が見て取れる。
此れを、薄切りの玉葱と紅葉卸を巻いて頂く。
「上ラム肉」の様な柔らかさと、蕩ける様な感じが絶品だ。
ポン酢の強めの酸味が心地好く、梅雨時期の疲労した身体にスッと染み入る様だ。
生で頂ける程に新鮮な羊肉と言うのを証明出来る調理法だ。
麦酒三杯、烏龍ハイ三杯を頂戴し、此の後、更に「上ラム肉」、「ラム肉」を一皿ずつ頂き、
減量中に付き、御飯物は自重し、煙塗れで帰宅し、風呂にも入らず、長椅子で轟沈する駄目中年…。
減量中に付き、御飯物は自重し、煙塗れで帰宅し、風呂にも入らず、長椅子で轟沈する駄目中年…。
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※2011年5月1日時点の情報です。
ID:0007045508
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