続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「えぼし麺 菜良」【茅ヶ崎】

イメージ 1

◆「えぼし麺 菜良」【茅ヶ崎

 ◎「えぼし麺」六五〇円

 …今週から一大決心をし、減量も含め、質素倹約をし、貯蓄をしようと。
  月曜日は池袋の「なか卯」で「和風牛丼(並)」二九〇円+「こだわり卵」六〇円、
  火曜日は上大岡の「すき家」で「ニンニク牛丼(並)」三八〇円+「たまご」五〇円、
  水曜日は応援に行った取引先で食券を頂戴し、食堂でロハで定食を頂く。
  普段飲用している一八九円の「ヘルシア」は高級なので、一六八円の「カテキン緑茶」で我慢…。
  「フォースコリー」も服用し、体重七〇キログラムを目指して邁進する。
  其れはさて置き、夜も熟睡は出来ないが、其れでも朝は容赦無く遣って来る。
  眠たい中を堪えて起き、今日も仕事へと出掛ける。
  重たい鞄を背負い、其りゃ、身体の均整も悪く成り、腰痛も悪化するわね…。
  湘南新宿ラインに揺られる事、一時間五〇分弱。
  幾らか涼しくは成ったが、南国・茅ヶ崎へと辿り着く。
  黙々と山積した仕事を熟し、腰も痛いが、仕事は待って呉れない。
  十三時を過ぎ、一先ず、昼御飯を摂りに出よう。
  普通ならば、今日も倹約して牛丼か、立ち喰い蕎麦で耐えようと思うも、
  其処は生来の堪え性の無さ故、ストレス解消も含めて毎度の此方へ。
  余り、根を詰めて追い込んでも何なので、偶には息を抜かないと…。
  小雨振る中、傘も差さずに原宿、もとい、茅ヶ崎の街を歩く。
  店に着き、店内を覗くと空席が見え、安心して中に入り、すんなり着席。
  冷水を汲み、一気に其れを呷り、直ぐに注文訊きが遣って来る。
  前回、「つけ麺」で失敗し、「あえそば」は七五〇円と高価なので、基本に戻って「えぼし麺」で。
  然し、何時もの癖で「全増しで」と御願いしてしまう。
  仕舞った!脂は余計だった。
  其れも、僕御馴染みの後のフェスティヴァルだ…。
  ガックリと肩を落とし、余計に撫で肩に成りつつ冷水を呷り、太る恐怖に苛まれてみる。
  まあ、気を取り直し、食事に専念しよう。
  此方は極太麺にも拘らず、茹で時間が五、六分と短いので、出来上がりも早いので助かる。
  此方には何度も御邪魔しているが、「えぼし麺」を頂くのは二〇一一年三月九日以来。
  さて、蓮華を手にしてプースーから啜れば、醤油ダレの甘辛さがガツンと来て、
  丸で、本家「ラーメン 二郎」を髣髴とさせる味わいも有り、仄かな醤油の酸味も感じられる。
  背脂が浮き、一瞬、躊躇いつつも啜れば、脂の甘味がし、矢張り脂は旨いな…。
  野菜は茹で加減が好みで、毎度で申し訳無いが、シャキシャキとクタクタの中間で、
  ややシャキシャキが強め寄りだが、何ら問題は無い。
  野菜の下から麺を引っ張り上げれば、内蒙古産のかん水を使用した極太自家製麺は、
  太さの割りに、五、六分の茹で時間で足りるのかと思う程で、余所の店は一〇分以上を要すだろう。
  不揃いな感じの麺は、緩やかな縮れが有り、丸でほうとうの様だ。
  モッチモチの歯触りで、適度な腰も効いており、啜り心地が好い。
  今週は禁欲生活をしている所為も有り、此の旨さは計り知れない。
  嗚呼、好き勝手に、食べたい物を好きなだけ食べる暮らしに戻りたい…。
  大蒜の刺激も心地好く、此の刺激が食欲をそそる。
  叉焼に関しては、決して悪くはないのだが、食感がブリッとしていて、脂身は少々噛み切り難く、
  もう少し、しっとり感と言うか、噛めばホロッと解れる様な柔らかさが欲しい。
  〆にプースーを二口だけ啜り、汗だくで会計を済ませて退店し、黒烏龍茶で油分を流す…。