◆「イタリアンレストラン ボンデール」【軽井沢】
…昨日。
水曜日、木曜日の休日も最終日。
然し、だからと言って落ち込んでも居られず、此の日は軽井沢へと行かねば成らないのだ。
前部署で長らく一緒に苦楽を共にした同僚の方が、目出度く挙式すると言うので押し掛ける。
新郎新婦二人だけで教会で式を執り行うと言う事だが、休日が木曜日へと変わった事で、
無理矢理と言うか、折角の目出度い席なので、祝わない理由は何一つ無いので避暑地へと向かう。
式は十四時からだが、軽井沢と言う滅多に行かない地に赴くのだから、早目に到着する。
大宮発九時〇二分発の夢の超特急「あさま」五〇九号に乗車し、缶麦酒を開け、
サンドウィッチを摘みに呑んでいると、あっと言う間に、軽井沢駅に九時四十五分着。
途中、高崎駅に停車するだけなので、四十三分で着いてしまうのが驚きだ。
長生きはしてみるものだ…。
到着後、軽井沢駅北口から一.五キロメートルを歩き、旧軽井沢へと向かう。
「1日軽井沢」ではない、「旧軽井沢」だ…。
当て所無く散策をするも、此処でも、中華人民共和国人の多さに辟易としてしまう。
彼奴等は何処にでも来るね。
其の内、「軽井沢は中華人民共和国固有の飛び地だ!」と言い出すに違いない、気を付けろ!
生来、観光が苦手な為、直ぐに飽きてしまい、乗り合いバスに乗車して軽井沢駅へと戻る。
時刻は十一時半を廻り、正午に迫ろうとしており、昼御飯を済ませてしまおう。
軽井沢駅南口に在る、半端物を販売する商店群の一画に飲食店街が在り、其の中から此方に飛び込む。
避暑地と言う場所柄、何と無く、ザーピーとゲッティーを頂きたくなってしまったのだ…。
水曜日、木曜日の休日も最終日。
然し、だからと言って落ち込んでも居られず、此の日は軽井沢へと行かねば成らないのだ。
前部署で長らく一緒に苦楽を共にした同僚の方が、目出度く挙式すると言うので押し掛ける。
新郎新婦二人だけで教会で式を執り行うと言う事だが、休日が木曜日へと変わった事で、
無理矢理と言うか、折角の目出度い席なので、祝わない理由は何一つ無いので避暑地へと向かう。
式は十四時からだが、軽井沢と言う滅多に行かない地に赴くのだから、早目に到着する。
大宮発九時〇二分発の夢の超特急「あさま」五〇九号に乗車し、缶麦酒を開け、
サンドウィッチを摘みに呑んでいると、あっと言う間に、軽井沢駅に九時四十五分着。
途中、高崎駅に停車するだけなので、四十三分で着いてしまうのが驚きだ。
長生きはしてみるものだ…。
到着後、軽井沢駅北口から一.五キロメートルを歩き、旧軽井沢へと向かう。
「1日軽井沢」ではない、「旧軽井沢」だ…。
当て所無く散策をするも、此処でも、中華人民共和国人の多さに辟易としてしまう。
彼奴等は何処にでも来るね。
其の内、「軽井沢は中華人民共和国固有の飛び地だ!」と言い出すに違いない、気を付けろ!
生来、観光が苦手な為、直ぐに飽きてしまい、乗り合いバスに乗車して軽井沢駅へと戻る。
時刻は十一時半を廻り、正午に迫ろうとしており、昼御飯を済ませてしまおう。
軽井沢駅南口に在る、半端物を販売する商店群の一画に飲食店街が在り、其の中から此方に飛び込む。
避暑地と言う場所柄、何と無く、ザーピーとゲッティーを頂きたくなってしまったのだ…。
◎「生ビール(中)」六六〇円
…店内に入り、直ぐに席に案内され、ヨッコイ、ショーイチと腰を下ろす。
直ぐ様、祝杯と暑気払いを兼ねてルービー発注。
六六〇円と価格設定は高目だが、観光地価格と、御祝儀価格だと思えば高くはない。
新幹線の中で開けた三五〇ミリリットルの缶麦酒も疾うに抜け、冷えたルービーが心地好い。
矢張り、本物の麦酒は、生活の質を高めて呉れると言うか、ブルジョワジーに成った気分だ…。
…店内に入り、直ぐに席に案内され、ヨッコイ、ショーイチと腰を下ろす。
直ぐ様、祝杯と暑気払いを兼ねてルービー発注。
六六〇円と価格設定は高目だが、観光地価格と、御祝儀価格だと思えば高くはない。
新幹線の中で開けた三五〇ミリリットルの缶麦酒も疾うに抜け、冷えたルービーが心地好い。
矢張り、本物の麦酒は、生活の質を高めて呉れると言うか、ブルジョワジーに成った気分だ…。
◎「マルゲリータ」八八〇円
…ルービーと一緒に発注していたザーピーが遣って来る。
此の手の伊太利亜の食事処に来ると、ザーピーは決まってマルゲリにしている。
余りゴテゴテと具が乗り過ぎておらず、簡素にズーチーと赤茄子のテレレの味を愉しめる。
生地は薄い為、焼き上がりも早く、発注から時間も要さずに出来上がるのが良い。
名前が分からないが、車輪の付いたコロコロとした、ザーピー切り分け器で八等分し、
早速、ルービーの摘みに熱熱の内に喰らい付く。
パリパリの薄い生地が香ばしく、赤茄子のテレレの酸味が程好く、爽やかさを齎して呉れる。
モッツァレラチーズは味が濃過ぎないが、円やかでクリーミーな味わいが秀逸。
現在、一三五〇円の所、何故だか三十五パーセント引きと言う恩恵も受け、
此れが八八〇円ならば十分に満足出来よう。
◎「ペスカトーレ」一一〇〇円
…一緒にゲッティーも発注し、後から配膳される。
横文字は分からないが、メニューの写真を見るに、魚介類が入ったゲッティーの様だ。
ゲッティーは矢張り、赤茄子のテレレで大蒜の効いた物に限るな。
ペペ桜井、もとい、ペペロンチーノや、ボラギノール、もとい、カルボナーラは如何も慣れない。
具は紫貽貝、浅蜊、海老、烏賊、帆立貝と具沢山だ。
此れは酒の摘みとして打って付けだ。
此れ又、赤茄子のテレレは酸味も適度で、魚介類の旨味が染み出していて旨い。
麺の茹で加減も先ず先ず。
油は多目だが、オリーブ油ならば身体には良さげだな。
◎「グラスワイン(赤)」四五〇円
…御目出度い日なので、酒を頂かない理由は無い。
伊太利亜の食事処に来たのだから、葡萄酒を頂いてみたい。
川島なお美の様に、「葡萄畑に妖精が舞い降りた様な味わい」等と表現は出来ないが、
要は、食事と合って、酔えりゃ何でも良い。
善く冷え、渋みも強過ぎず、美味しいので二杯目も頂く。
…御目出度い日なので、酒を頂かない理由は無い。
伊太利亜の食事処に来たのだから、葡萄酒を頂いてみたい。
川島なお美の様に、「葡萄畑に妖精が舞い降りた様な味わい」等と表現は出来ないが、
要は、食事と合って、酔えりゃ何でも良い。
善く冷え、渋みも強過ぎず、美味しいので二杯目も頂く。
食後、良い心持ちで結婚式に向かい、二人の門出を祝い、感動して涙ぐんでみる駄目中年…。