続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「カキとほうれん草のらーめん the オイスターズ」八五〇円

 …月曜日。
  つい此の間、マッカーサーが来たと思ったら、もう師走だ。
  一年なんてあっと言う間、光陰矢の如しだ。
  年が明ければ四〇ですよ、奥さん!
  若手と言われ続けた僕が、惑いっ放しの不惑を迎えるとは…。
  そろそろ、「終活」を始めようと、本気で考えている。
  取り敢えず、死んだ際に電子的書簡を送信して告知出来る様に、
  メールグループを作成し、文面も考えて置かないとな…。
  さて、其れはさて置き、話は遡って月曜日。
  此の日は珍しく、終日池袋での勤務。
  十三時前に昼御飯を摂ろうと、池袋の街を徘徊する。
  毎月の御愉しみと言えば、此方の月替わりラーメンだが、実は先週、
  早々に頂いたのだが、撮った写真がピン呆けだった為、改めて再訪。
  とは言え、もう一度食べたいと思う味、出来だったので、何ら問題無い。
  今年最後の月替わりラーメンだが、今年一年の物を振り返って置こう。
  一月「カレーとチーズのらーめん(カリーぱみゅぱみゅ2015ver.)」、
  二月「生姜風味でぽっかぽか~ クロマニョン人ジャー」、
  三月「鶏白湯の担々麺」、
  四月「アサリとニンニクのらーめん ボンゴレチョップ」、
  五月「バジルのらーめん 中華そバジル」、
  六月「たらこの和えつけ麺 タラちゃん」、
  七月「中細麺のあっさりつけ麺 ゆじゅ」、八月「冷やしラーメン 夏、投入」、
  九月「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」、一〇月は「ままま」、
  十一月は「かぶりチキン」と、多種多彩なラーメンを頂いて来た。
  そして、毎年十二月は決まっている様で、今年も此れ。
  一昨年、二〇一二年末に頂いており、旨さは知り得ている。
  二週連続で御邪魔し、券売機で食券を購入し、木戸を開けて店内に入れば、
  空席も有り、すんなり着席出来、食券を提示し、出来上がりを待つ。
  前週も頂いているので、待ち侘びる、待ち焦がれる感じは希薄に成ってしまう。
  然し、配膳されれば、唾液腺が痛く成る様な症状に見舞われる。
  蓮華を手に取り、先ずはプースーから啜れば、とろみの有る鶏白湯。
  此方の売り、主役であり、真骨頂と言うべき味わい。
  ヴォテっと胃袋にずっしりと来る様な重たさは無く、軽めの仕上がりなのだが、
  円やかで滑らかな口当たり、コッテリ感と適度なコクが秀逸だ。
  此れに牡蠣の磯の風味が付加され、冬の味覚を堪能出来ると言う寸法だ。
  麺は細麺で、「三河製麺」の物だろうか。
  低加水で、程好いざらつきが有り、其の分、プースーの絡み、持ち上げが良い。
  粉の風味も感じられるので、低加水の物は個人的に好きだ。
  さて、具はと言うと、牡蠣が存在感を示している。
  四粒は入っていようか、何れもプリッとして、ふんわりと軟らかく、
  海の牛乳たる所以を感じさせて呉れる、濃厚な磯の香りが鼻腔を駆け抜ける。
  二週連続でも旨い物は旨い。
  他には菠薐草、木耳、葱、糸唐辛子が入り、宛ら、牡蠣鍋の様な感じだ。
  今年一年、腕白中年の味覚を愉しませて呉れた事に感謝し、年始に再訪しよう。
  年明け一発目は何で来るのだろうか…。