続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「みどりぃぃぃぃ!」八八〇円

 …先週金曜日。
  一〇月二十三日からの八連勤の六日目。
  当初、朝から蟹工船に乗船予定だったが、何とか人足の手配が付いた為、
  暫く振りに漁協へと顔を出し、残務を熟そうと池袋へ。
  異動に成った漁協に赴くのは此の日が二回目。
  駅から遠いので、雨の中を歩くのも億劫だし、慣れないのも有る…。
  まあ、「志奈そば 田なか」と言う旨いラーメン店も見付けたので、
  今後、更に期待も出来るだろう。
  早くも、一〇月も終わろうとしており、僕としてはやり残した事が有る。
  二〇一五年一月から、毎月、月替わりの限定ラーメンを頂き続けている此方で、
  一〇月は蟹工船乗船生活が多い為に、遂に途絶えるかと諦めていたが、
  ひょんな事から、最後の最後で頂ける機会が舞い込んで来た。
  此の機会を逃す訳には行くまいと、夕方から蟹工船に乗船する前に、
  此方で確りと頂いてから出掛ける事にしよう。
  十四時と言う事で、店内に空席も見られ、すんなりと入店出来そうだ。
  店頭の貼り紙を確認すれば、一〇月は「みどりぃぃぃぃ!」とな。
  一応、今年の限定メニューを振り返って置こう。
  一月は「とろーりチーズのチゲらーめん」、二月は「トリミソラシド」、
  三月は「とりちゃんぽん。」、四月は「トマトつけ」、
  五月は「くまもと応援 鶏まーゆ」、
  六月は「ハニーマスタードあえ麺 とりのプーさん」、
  七月は「冷やし中華始めました 梅雨梅梅(つゆばいばい)」、
  八月は「あっさり冷やし塩らーめん」、九月「タイ風ヌードル タイフーン」。
  そして、一〇月の「みどりぃぃぃぃ!」と来た。
  まあ、GReeeeNと引っ掛けた駄洒落の一種だろう…。
  席に着き、食券を手渡し、温い水を呷り、出来上がりをヂッと待つ。
  一〇分程で出て来たラーメンは、其の名の通り、緑だ。
  先ずは蓮華を手に取り、緑のプースーから啜ろう。
  此方の売りである鶏白湯スープに目箒を擂り潰した物を合わせたと言うが、
  味わいと言うと、昨年五月の限定「バジルのらーめん 中華そバジル」と一緒。
  鶏白湯のコクの有る円やかなとろみの有るプースーに、目箒の風味が加わり、
  一気に伊太利亜的にも感じられ、相性の良さを感じる。
  矢張り、売りの鶏白湯を基本にしたラーメンが一番旨いな。
  麺は博多ラーメンを思わせる細麺で、噛むとプツッと千切れる食感が良い。
  低加水なので、モソっとした感じが好みで、プースーも確りと絡んで来る。
  此れも通常の麺と同様、「三河製麺」の物なのだろう。
  具に目を転じれば、鶏叉焼ではなく、せせり肉と言うのも、
  「バジルのらーめん 中華そバジル」と全く一緒で、麺麻、刻み玉葱、海苔、
  鳴門、此れ等も全て一緒で、そろそろネタ切れの感は否めないか…。
  まあ、旨いので何ら問題は無いが。
  唯一違うのは、別皿で麺麭が付く点。
  「バゲット」と掛かれているが、要は、硬い仏蘭西麺麭の様だな。
  ラーメンを食べ終わったら、此れをプースーに浸して食べろと言う事らしい。
  其の通りに実行して頂いてみると、目箒風味の鶏白湯を吸ったふやけた麺麭が、
  何ともだらしない感じだが、旨味を存分に吸っているので良いな。
  此れを摘みに酒が呑めそうだ。
  プースーを飲み干し、夕方からの蟹工船乗船も乗り越えられそうだ…。