続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「生そば 玉川」【池袋】

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◆「生そば 玉川」【池袋】

 ◎「かき揚げそば」四一〇円+「生たまご」五〇円

 …木曜日。
  節分も終わり、此の日は立春と言う事か。
  如何も、二十四節季とやらに疎いので、如何にも分からない…。
  夕方から出掛ける予定なので、昼御飯は池袋できちんと済ませて置こう。
  最近、以前よりは昼御飯を摂れる様に成っているので、肥え気味ではある…。
  先日、成人病検診を受け、体重測定をするも、前回の受診が一昨年十二月で、
  其の時の体重は七十二キログラムで、其れから一気に太り始め、
  昨春には八十三キログラム迄行き、其れから減量で、七十一キログラム迄落ち、
  其れから少し戻り、今が七十四キログラムの為、看護婦さんからは、
  少し太られましたねと言われたが、実際には、可也太って、可也痩せた、
  と言う時期が有ったのだと言いたかったが、面倒臭いので止す…。
  そんな、子供一人分が増減した程の体重のポンコツおぢさんの向かう先は、
  安くて、温まれる立ち喰い蕎麦が良いかなと、此方を初訪店。
  以前は「入船」と言う、きちんとした蕎麦と定食を出す店だったが、
  気付けば、「磯丸水産」や「鳥良」を運営する会社が乗っ取った様だ。
  店に入り、先ずは券売機に対峙するのだが、初めて訪れると、
  何だか、個人的な指針は無いのだが、「天玉そば」を頂きたくなる。
  券売機をザッと見渡すと、其れらしき釦が無いので、「かき揚げそば」、
  「生たまご」夫々の釦を押っぺし、食券を購入し、提示する。
  半券を渡され、席に着き、番号が呼ばれるのを待つ。
  二分程で、病院で会計を呼ばれる様に声が掛かり、受け取りに立つ。
  蒲鉾の千切りの桃色が何とも鮮やかで艶めかしい…。
  着席し、先ずはルーシーから啜れば、甘目の部類に入ろうか。
  塩気もきつい感じは無く、円やかな、大人し目の感じだろうか。
  さて、蕎麦はと言うと、平打ち麺と言うのが珍しい気が。
  自家製粉、自家製麺、店内で石臼で挽いた蕎麦粉を使用している様だ。
  江戸前の二八蕎麦に拘り、蕎麦の基本の三立て、挽き立て、打ち立て、
  茹で立てを徹底していると言う力の入れ様。
  平麺の食感、口当たりが珍しく、愉しいが、此れを冷たい蕎麦で堪能したいな。
  掻き揚げはさっくりと軽く揚がっており、花が咲いた様な形状。
  ルーシーに浸された衣も美味しく、其れを御飯に乗せて掻き揚げ丼にしたい。
  玉子は勿論、黄身は割らず、蕎麦を白身に絡ませ乍ら啜り、
  最後、黄身を口内に収め、ルーシーと一緒に割り、混ぜ合わせ、
  鼻から風味を抜けば、何とも幸せな瞬間が訪れる。
  偶にはバーソーも宜しいわね。