続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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◆「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …先週水曜日。
  例によって、毎日欠かさず、蟹工船に乗船する毎日で、疲労困憊。
  此の儘、此の状態で年末年始に突入するのだろうな。
  大晦日、正月、忘年会、新年会なんて、愉しむ事も出来ないだろうな…。
  生きるって、何だろう。
  僕は今、何の為に生き、何を生き甲斐に生きているのだろうか。
  生きている意味が有るのだろうか…。
  ストレスで身体も不調だし、愈愈、厄年死亡説が現実的に成って来たな。
  さて、此の日は偶さか、前日に引き続き、池袋に赴いてから、
  夕方からの蟹工船乗船予定で、十三時半過ぎ迄、残務を熟す。
  移動を開始する前に、昼御飯位は偶には頂いて置きたい。
  前日に「鶏の穴」で月替わりの限定麺を頂いたので、此の日は此方へ。
  禁断症状が現れ始め、一〇月十四日以来、約一ヶ月振りの訪店。
  其の間に、同じ「エヌエス・プランニング」の「新橋店」には訪店したが…。
  店に着けば、店外に待ちは無く、店内に先客三名のみと奇跡的な状況。
  直ぐ様、券売機で何時も通りに食券を購入し、最後尾に接続。
  一〇分程で席が空き、冷水を汲んで着席し、麺の硬さを訊かれ、普通で発注。
  厨房内は男性二名体制で、おぼん・こぼんと同じ編成。
  更に一〇分程で、無料の乗せ物を訊かれ、「野菜、脂で」と御願いする。
  そして、丼を受け取ると、野菜の山は随分と大人しく低く、豚も小さ目だ。
  野菜の盛りに関して、余り良い評価ではない様だが、年寄りには此れで十分か。
  プースーを見れば、白濁しており、此れは乳化しているに違いないと確信。
  実際に啜ってみれば、ド乳化ではないが、醤油ダレの尖りが丸くされ、
  角の取れた円やかでコクの有る、何とも言えない味わいで旨い。
  ラーメンヲタクの方々の間では低評価らしいが、僕は十分美味しいし、
  其の様な方々みたいな神の舌を持っていないので、存分に堪能出来る。
  思わず何口も立て続けに啜ってしまい、思わずニヤッとほくそ笑んでしまう。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けてから頂く。
  シャキシャキ寄りの茹で加減は変わらずだが、此れにも慣れたので問題無い。
  個人的には、もう少しクタ寄りの方が好みだが、背脂の塊が旨いので許そう。
  トロトロでコロンとした背脂が、甘味を齎し、旨さを付加させる。
  さあ、此方で褒めたいのが麺だ。
  店内奥の製麺室で打たれた自家製麺は、縮れの効いた太麺で、
  茹で加減を硬めにしなくても十分に腰の効いた茹で上がりで、最高に旨い。
  モッチリとした弾力が力強さを感じさせ、何度頂いても唸ってしまう。
  此の麺は相変わらず僕好みの仕上がりで素敵だ。
  豚はと言うと、此の日の物は全体的に小さく、寂しい印象を受けてしまう。
  端っこの部位で、味が存分に染み込んでいる物も入っているが、パサつき、
  硬さを感じてしまうが、繊維に沿って解れる感じが残っているので幸いだ。
  ムチッとした赤身の旨味が味わえ、賛否は分かれるが、個人的には及第点。
  叉焼の様な切り方ではなく、肉塊と言う様な物の方が良いが。
  汗だくで食べ終え、矢張り、此のラーメンは、何だかんだ言われても、
  ラーメン素人の僕には十分美味しく、満足感を齎して呉れる一杯だ。