続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「博多長浜らーめん ぼたん」【大塚】

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 ◎「ラーメン」六五〇円+「替玉」一〇〇円+「替玉」一〇〇円
 
 …昨日。
  今週も漸く、週末の休日へと漕ぎ着ける。
  今週はBOOK厚木で精神的に疲労する業務が有っただけにヘトヘトだ。
  未だ全て終わった訳ではないので、予断は許さないが…。
  さて、話は遡って昨日。
  今週は略毎日、BOOK厚木へと出掛けていたが、此の日は終日池袋。
  溜まった残務を熟し、パーソナルなコンピューターと睨めっこ。
  十三時半に成り、息抜き、気分転換に昼御飯を摂りに出てみよう。
  食べる物が決まらず、彼是と考えるのも億劫だ。
  如何せん、今週は既に「ラーメン二郎 池袋東口店」にも行ってしまい、
  「らーめん つけめん 鶏の穴」で月替わりの限定ラーメンも頂いている。
  もう、選択肢が無いわぃ…。
  はたと考え、そう言えば、総入れ歯、「北大塚ラーメン」が御無沙汰だなと。
  八月十六日に行こうと思ったら、遠目から赤提灯が出ておらずに回避し、
  八月二十一日に仕切り直しで出掛ければ、改装の為に休業中で振られ、
  九月十九日に御邪魔すれば、昼の部は休みで、十七時から営業と言い、
  三度も振られ、四度目の正直とばかりに、意気揚々と向かえば、
  何てこったい、又しても赤提灯が出ておらず、直ぐ様、踵を返す。
  何を遣っても駄目な時は駄目だな…。
  こう言う時は、此方が在るので助かる。
  変な休業も無いし、中休みも無く、深夜迄営業しているし。
  獣臭が漂う店内に釣られる様に、半地下の階段を下りて中に入る。
  カウンター席に腰掛け、「ラーメン」を、麺の硬さは普通で発注する。
  冷水を汲み、呷り、出来上がりを待つ。
  博多ラーメンは出来上がりが早いので清々しく、五分と掛からない。
  八月十六日以来、約三ヶ月振りの御対面。
  濛々と立ち上る湯気と共に、一〇〇パーセントの豚骨から抽出された、
  何とも馨しい、家畜臭が鼻腔を刺激する。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  本家「博多長浜ラーメン 田中商店」仕込みの豚骨スープで、
  本家同様、豚の頭から爪先迄を三日間煮込むと言うのは変わらないのだろう。
  コラーゲンたっぷりで、唇がぺっとりと覆われ、濃厚で堪らない。
  僅かにとろみが有り、滑らかで、コクの有る円やかな味わい。
  麺の茹で方は普通で御願いするも、ポキポキとした食感が心地好い。
  ザラッとした低加水の口当たりが何とも好きで、際限無く啜れそうだ。
  博多から直送された麺だろうか。
  卓上の辛子高菜、紅生姜、擂り胡麻を投入すれば、博多ラーメンの醍醐味だ。
  具は、バラ肉を巻いた、確りとした味付けの叉焼が一枚に、木耳、海苔、葱。
  麺を食べ終えると、替え玉を「ハリガネ」で発注する。
  欲を言えば、「スーパー粉落とし」に限るが、まあ良い。
  より一層、粉の風味が感じられ、モソモソとした食感が最高だ。
  噛んで千切れば、歯にくっ付きそうな程で、其れが心地好い。
  更にもう一度替え玉をし、存分に豚骨ラーメンを堪能する。
  最後はプースーを飲み干し、丼の底の髄液を確認し、豚の養分を摂取する。