続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店」【西武新宿】

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◆「ラーメン二郎 新宿歌舞伎町店」【西武新宿】

 ◎「ブタ入り」八〇〇円

 …月曜日。
  今週もやっとこさっとこ金曜日に漕ぎ着ける。
  今日は、定期的な痛飲、もとい、通院の為、溜まりに溜まった代休消化。
  平日でないと予約も出来ないので、致し方無い…。
  BOOK厚木の第一弾の山場も、何とか穏便に乗り切り、事無きを得る。
  此れで一先ず、精神的な荷は下りたか。
  さて、話は遡って月曜日。
  此の日も朝から池袋に出向き、残務を熟し、午後からBOOK厚木へ。
  十三時半に池袋を立ち、取り敢えず、乗り換えのジュクシンへ。
  昼御飯を済まそうと画策し、何時もであれば、「らぁめん 満来」が専らで、
  前週の六日も頂いたので回避し、偶には東口に出てみよう。
  まあ、心の中では決まっているのだが。
  本拠地とも言うべき、「ラーメン二郎 池袋東口店」と同じく、
  エヌエス・プランニング社が運営する此方で、移転後は初訪店。
  移転前は二〇一〇年二月二十八日に頂いたのが最後で、七年八ヶ月半振り。
  当時は「歌舞伎町店」だったが、今は「新宿歌舞伎町店」と呼ぶ様だ。
  旧店舗の新宿コマ劇場跡地から、北に一寸歩いた路地を入った場所に在る。
  十四時と言う時間なので、待ちも無く、空席が見られる。
  店内に入り、「池袋東口店」同様に、「ブタ入り」の食券を購入し、
  冷水を汲み、蓮華を取り、カウンター席にヨッコイショーイチ。
  食券を提示すると、麺の硬さを訊かれ、「普通で」と答える。
  おっ、厨房内には、昨年、「池袋東口店」で調理担当だった店員氏が、
  助手として入っており、男性三人体制で、ポカスカジャンと同じ編成。
  店内に流れるのは、何故か、大黒摩季
  あっと言う間にもうこんな歳だし、親も歳だし、貴方しか居ないし…。
  さて、一〇分程で無料の乗せ物を問われ、「大蒜、脂で」と御願いする。
  此方は昔は、野菜増しにしても大した量ではなかったが、今と成っては、
  其れでも野菜増しは怖気付いてしまい、もう卒業したので…。
  丼を受け取り、手元に下ろせば、昔の印象とは随分と改善した豚の姿が。
  確か、「ラーメン 二郎」であり乍ら、豚の事を「チャーシュー」と称して、
  パッサパサの出涸らしの様な感じだったが、「池袋東口店」っぽさが漂う。
  先ずは蓮華を手にして、プースーから啜ろう。
  白濁したプースーは乳化傾向で、うん、「池袋東口店」に似ている。
  昔は甘目の印象だったが、醤油ダレの味わいも確りと主張しつつ、
  豚の越幾斯が染み出た、円やかでコクの有る味わいへと改良されている。
  野菜には卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けて頂く。
  「池袋東口店」の味付け脂とは異なり、普通の背脂だが、其れなりに纏い、
  コッテリとした味わいと甘味を齎し、茹で加減も悪くない。
  シャキシャキし過ぎない塩梅で及第点。
  麺はと言うと、普段、「池袋東口店」に慣れてしまっているので、
  気の所為かも知れないが、細目に感じられ、ミシっと言う高気密な感じは無い。
  スルスルと入って来る、啜り易い物だが、若干の物足り無さは否めないか。
  此方は此方で、店内で麺を打っているのだろうな。
  まあ、大蒜の刺激でパンチを補ったので、十分に美味しく頂ける。
  さて、豚はと言うと、昔からは考えられない程にちゃんとしている。
  形状は何だか、鶏腿肉の照り焼きを薄切りした様な感じだが、赤身が多目で、
  確りとした噛み応えは有るが、嫌なパサつきは気に成らず、脂身や、
  端っこの部位も程好く入り、疑心暗鬼で「ブタ入り」にしたが、良いじゃないか。
  此れは、ジュクシンで頂く選択肢が増えたなと悦び、食べ終えて退店し、
  習近平の手下や、決して堅気じゃないであろう日本人しか居ない街から脱出…。