続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん よし丸」【高田馬場】


 …昨日。
  此の日は溜まりに溜まった代休を充て、少しでも代休消化を促進させる。
  今迄、休みたくても休めず、四〇日近い代休を溜め込んでしまったので、
  休める時に休んで、経費を意識した活動もしてみる…。
  此の代休を利用して、伸び切った頭髪を切り落としに出掛けよう。
  土日の表参道なんて、余りの人間の多さに辟易としてしまうので平日に。
  十三時四十五分の予約を前に、先ずは腹拵え、そして、軽くパイイチ。
  最近は専ら、此方で落ち着いているので、高田馬場駅で下車して向かう。
  相変わらず、スーパーフリーの構成員の様な輩が多く、実に如何わしい、
  陰湿な欲望に満ち溢れた街だ…。

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 ◎「ビール」五〇〇円
 …店に着くと、目の前に習近平の手先、二人連れが入って行く。
  券売機で間誤付いている様で、貴重な時間が過ぎ去って行く。
  店内を見渡すと、日本人よりも習近平の手先の方が多く、乗っ取られている。
  此処は高田馬場なのか、北京なのか、分かりゃしない…。
  さて、食券も購入し、店員氏に手渡し、程無くして瓶麦酒の御出座し。
  平日の昼間っから、手酌で一杯飲ろうではないか。
  キンと冷えた本物の麦酒は、爽やかな苦味と炭酸が喉を刺激する。
  御通しは何時の叉焼の切り落としと麺麻にテレレをぶっ掛けた物。

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 ◎「つけチャーシュー」一〇五〇円
 …さて、食事はと言うと、前回はラーメンの「よし丸チャーシュー」にしたので、
  今回は「つけチャーシュー」に戻してみよう。
  相変わらず、券売機から釦が消えているので、「つけめん」七三〇円の食券と、
  三二〇円を現金で手渡して精算を済ませる。
  麦酒を三分の二程を呑み終えた辺りで、豪快なつけ麺が配膳される。
  何時にも増して、暴力的と言うか、ド迫力の佇まいに怯んでしまう。
  麺の上に配された叉焼をつけ汁に移してから啜り始めたいのだが、
  何時もは叉焼三枚だが、今回は何故か四枚も入っている。
  流石に四枚全てをつけ汁に入れたら溢れてしまうので、先ずは二枚のみ。
  其れでも十分、溢れる寸前と言う状況だが…。
  さあ、麺を手繰り、つけ汁に浸して一気に啜る。
  つけ汁は完全無化調を謳う、魚介と豚骨の合わせ技。
  此方の豚骨スープは、豚の頭のみを使用し、只管、スープと睨めっこで、
  丁寧な灰汁取り作業、火加減、スープの色、匂い、蓋の開閉を調節し、
  豚の頭が砂状、粉状に成る迄、丹念に煮込んで混ぜると言う。
  魚介スープは拳骨をコトコト八時間以上煮込み、此れも火加減の調節を行い、
  魚をぎゅうぎゅうに押し込み、出汁が出たら急冷保存し、
  豚の油に魚の香り付けをし、此の油でプースーに蓋をし、香りと旨味を保つ。
  其の拘りの通り、市井に溢れる「またおま」系の様なえげつなさは無く、
  優しい味わいが感じられ、じっくりと味わいたい逸品だ。
  麺はと言うと、店内奥の「栗原製麺室」で打たれる自家製麺
  国産最高級小麦二種類を使用し、特別な粉末梘水を使用し、
  準強力粉と中力粉の配合で、ツルツル、モチモチ感を意識していると言う。
  啜り心地が最高で、三七五グラムと言う量を感じさせない程。
  此のつけ汁と麺に、鶴ヶ島に在った時分から魅せられ続けている。
  さて、えげつないのが叉焼だ。
  大判の分厚い肉塊が、四枚も有るのだから。
  バラ肉を巻いた物で、赤身の部位は適度な噛み応えと軟らかさを兼ね備え、
  脂身の部はトロントロンに蕩け、身悶えする様な旨さで、原価超過と言う代物。
  然し、麺よりも叉焼の方が多い様な状態で、次第に腹がくちくなって来る。
  一寸、遣り過ぎたかな…。
  終盤はつけ汁は冷める、つけ汁は減る、叉焼は減らない、麺は無いで、
  ズボンの帯革を緩め、苦行の様な状態で食べ終え、最後はつけ汁も飲み干す。
  ジャリっと魚粉が沈殿し、豚の養分も残らず摂取する。
  もう暫くは此方の叉焼は良いかなと言う程に頂き、店を後にする。
  店を出て、西早稲田駅方向に歩き出すと、芸能人の野外撮影と擦れ違う。
  閉店ガラガラの方と、元アイドリング十六号と、レイクの綺麗な御姉さん。
  流石は九頭身だけあり、顔小っちゃかったナァ…。