続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …水曜日。
  何だか、花粉症患者泣かせの暑い陽気が続いており、遂に桜も咲いたとか。
  此の分じゃ、花見の山場は来週末じゃないかと踏んでいるが、
  仲間内の毎年の花見は、今年は四月七日らしく、まあ、駄目だろう…。
  桜は疾うに散り、飛鳥山公園は紫陽花でも咲き始めるんじゃなかろうか。
  さて、話は遡って、真ん中もっこり水曜日。
  こちとら、もっこりする元気も無く、衰えて来ている。
  然し、気持ちの面だけは、昼は親切、夜は猥褻の意気込みだが…。
  馬鹿は兎も角、此の日も、十三時半を廻り、昼御飯を摂りに、花粉塗れの屋外へ。
  十三時四十四分に辿り着けば、何たる幸運か、外に待ちは無く、
  店内に四人の待ちと、最近は一〇人以上の待ちに辟易としていたので助かる。
  直ぐ様、店内に入り、券売機で何時もの食券を購入すれば、助手氏から、
  「毎度如何も!」と声が掛かり、すっかり認識されてしまった様だ。
  途中、調理担当氏から食券の改札を受け、麺の硬さの確認が入り、
  冷水を汲み、蓮華を手に取り、入店から六分で着席と言う回転の良さ。
  ゆとり世代の高等学校生の集団や、毛唐人が居ないのだろうか、喜ばしい事だ。
  そして、着席から五分で助手氏から、「大蒜でしたっけ?」と訊かれるも、
  「脂で」と御願いし、未だ正確には憶えられていなかった様だ。
  一週間振りの御対面のラーメンは、いやはや、何とも頼もしい安定感だ。
  今の調理担当氏が復帰してから、以前の良い状態への回帰の速度が早い。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  味わいもずっと安定しており、僅かに乳化した円やかさとコクを感じつつも、
  醤油ダレのキリっと引き締まった感じと、表面に油層が構築されたこってり感、
  此の均整が取れた味わいが何とも心地好く、啜った後に唸ってしまいそうだ。
  野菜には今回も、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚でぶっ掛けずに、
  味付け脂を調味料代わりに、御数代わりにかって頬張る。
  シャキシャキ寄りの茹で加減で、さっぱりしているが、味付け脂の旨味は絶大。
  ぷるんぷるんのホルモンの様な、コラーゲンたっぷりの脂塊。
  さて、麺を手繰って引っ張り上げれば、此れ又、安心感の有る自家製麺
  店内奥の製麺室で打たれ、粉の風合いが堪能出来、モチッとした食感が好み。
  硬めで発注せずとも、十分に此の腰と張りと弾力が味わえるのだから。
  そして、週を追う毎に改善されているのが豚だ。
  先週、此方に於ける史上最高の出来の豚だと思ったが、今週は其れを更新する。
  何だ、此の、適度な噛み応えと、ホロっと解れる軟らかさを併せ持つ豚は。
  先週の様に脂身が有って、プルンとしていると言う訳でもなく、
  赤身の部位が殆どなのだが、神懸った食感、旨さは素晴らしいな。
  安定感と言うより、進化し、存在感を醸し出しており、喩えるなら、
  菅官房長官と言うより、河野太郎外務大臣の様な、評価が鰻登りの様な感じか。
  こう成ると、来週はどれだけ旨くなっているのか、頂くのが怖くなってしまう…。

~御負け~
火曜日の「びっくりドンキー」の「チーズバーグディッシュ(150g)」九一五円。
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