続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …水曜日。
  九月末からの胸焼け、胃痛、胃凭れ、食欲不振に悩まされていたが、
  胃酸を抑えるイニシエーションを一ヶ月服用した御蔭で、何とか回復。
  流石に、以前の様に鱈腹、脂っこい物を摂り続ける様な事はしないが、
  週に一度位は、少し無茶をして、心的警告反応を解消したくなると言うもの。
  と言う訳で、真ん中もっこり水曜日。
  日課の「塩そば専門店 桑ばら」の「裏そば」を検索してみれば、
  「鹿肉ワイン煮込みの和えそば」と言う事で、まあ、又今度かしら…。
  と成れば、此方に伺う事にしようかね。
  十四時の一分前に到着すれば、おっ、店外に待ちが無いぞ。
  店内はと言うと、おっ、待ちが居らず、然も、空席迄有るとは、何たる幸運。
  こう言う所で運を使ってしまうから、仕事で不運が起きたりするのだろう…。
  急いで食券を購入すれば、調理担当氏から、空いている席にどうぞと案内。
  蓮華を取り、冷水を汲み、端っこの席にヨッコイショーイチ。
  食券を提示すれば、麺の硬さを訊かれ、「普通で」と御願いする。
  助手氏も何時もの店員氏で、すっかり見慣れた、安定の組み合わせ。
  店員氏が何度か入れ替わり、そう言えば、総入れ歯、今年最初の訪店、
  一月一〇日はエヌエス・プランニング社長の調理だったなと、今年を振り返る。
  振り返ればあっと言う間だが、其の時々では、果てし無く永く感じるのだが…。
  さて、今年を振り返って首が痛くなった所で、無料の乗せ物を訊かれ、
  何時も通りに「脂で」と御願いし、丼を受け取る。
  此の盛り付け、豚の形状、味付け脂の量も、すっかり御馴染み、安定的だ。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  八日振りだが、一口目の味わいは越列吉的爾が走るかの様な衝撃の旨さで、
  五臓六腑どころか、淋巴腺を通って、全身に隈無く行き渡るかの様な感覚。
  表面には程好く油層が構築されており、蓮華で中程から混ぜる様にして啜れば、
  円やかでコクの有り、微乳化の味わいで、醤油ダレの切れも感じられる。
  今回も、安心、安定の平常運行、通常運転。
  お次は、味付け脂を御数代わりに、野菜の山を頂く。
  味付け脂は味が良く染み込み、脂の甘味も有り、量は多くないが絶妙。
  野菜は適度に冷めており、猫舌からしたら有難く、此れが茹で上げ直ぐ、
  熱熱だったら、絶対に美味しく頂ける自信が無く、冷め掛けが丁度良い。
  野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、味付け脂のこってり感を野菜が中和し、
  此の味付け脂をぶっ掛けた白米を掻っ込みたい衝動に未だに駆られる…。
  麺はと言うと、此れ又、安定感抜群の自家製麺
  調理担当氏が替わってから、茹で加減を硬めで御願いせずとも、
  モキモキとした食感で、モチッとした腰が心地好い噛み応えに成った。
  小麦粉の風味が薫る、力強さと嫋娜さを併せ持ち、微かな滑りも良い。
  豚は此処最近は赤身が殆どの、パサつき気味の物が続いていたが、
  今回は程好く脂身が入り、何時に無く、軟らかい物で、久し振りに満足度が高い。
  次回以降も良質な豚に当たる事を祈りつつ、店を後にする駄目人間…。