続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …水曜日。
  最近、鼾と睡眠時無呼吸症候群が酷い所為で、夜中は仮死状態だからなのか、
  夜中に何度も目が覚める事は無く、一度も起きない晩も偶には有り、
  熟睡が出来て居るとは断言し辛いが、一応は眠れている様だ。
  道理で、体型が最近のジュリーみたいに成っている訳だ。
  田中裕子じゃなくても吃驚だ…。
  さて、話は遡って、真ん中もっこり水曜日。
  此の日は珍しく、天気予報では、気温がやや低目との事。
  今日日、こんなに、毎日毎日僕等は鉄板の上で焼かれて嫌に成っちゃう程の、
  狂った様な暑さではラーメンを啜るのも苦痛なので、こう言う日を狙って此方へ。
  十四時の十二分前に到着すれば、店外に待ちは無く、すんなりと店内へ。
  僅か、三人の待ちで、直ぐ様、券売機で何時も通りの食券を購入。
  厨房内は此処一ヶ月ずっと、今迄の安定の調理担当氏が助手に回っており、
  若手の助手氏が調理担当に昇格し、訓練中と言った感じの運営。
  前回は「御客さん!硬めでしたっけ?」と訊かれたが、今回は憶えられた様で、
  茹で加減は普通で注文を通して呉れた様だ。
  冷水を汲み、蓮華を取り、席が空くのをグッと堪えて待つが、
  ラーメンを啜り乍ら、携帯電話で選りに選って漫画を観ている馬鹿が居り、
  ラーメン、店、作って呉れた人を冒瀆しているとしか思えず、極めて遺憾。
  最近、特に多いが、乍らで食べたり歩いたり、周りの迷惑を顧みない馬鹿が多い。
  もう、法改正して、其の場で射殺でも良いと思う…。
  さて、暫くの後、席が空き、ヨッコイショーイチし、食券を提示して待つ。
  調理は既に進捗しているので、出来上がりは早い。
  助手氏の補助が素晴らしいのが分かる。
  僕に無料の乗せ物を訊く前に、調理担当氏に「ブー、アブラ」と告げた後、
  「御客さん、脂ですよね?」と尋ねられ、「脂で」と御願いする。
  あっ、「ブー」と言うのは、僕が髙木ブー並みに太っているからではなく、
  「ぶた入りラーメン」の符牒なので、念の為、御案内迄にお伝えして置く…。
  丼を受け取ると、矢張り、調理担当氏に未だ余裕が無いからか、
  盛り付けが粗い印象で、助手に廻っている熟練の店員氏とは差が有るか。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  此処暫く、ずっと安定した、微乳化で油分たっぷりの熱熱のプースーで、
  こってりし過ぎず、且つ、さっぱりし過ぎない、絶妙の塩梅。
  乳化した味わい、醤油ダレの立った味わいの両方が味わえる中庸の出来栄え。
  例え、たった六日振りに頂いたとしても、立て続けに何口も啜ってしまい、
  其の度に、「ああ゛~、旨い!」と心の中で叫んでしまう。
  野菜はと言うと、何時も通り、味付け脂を御数代わりにかって頬張る。
  最近はずっと、此の食べ方が好きで、野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、
  味付け脂のこってり感を野菜が中和し、此の均整が何とも絶妙。
  此の味付け脂を御飯にぶっ掛けて掻っ込みたい願望が、日に日に増して行く。
  さあ、麺を引っ張り上げて啜ろう。
  啜った時のぬめっとした口当たりが好きで、粉の風味がヴワっと立ち上る。
  何だかんだ、美食家気取りのラーメンヲタク、ヂロリアンの方々が叩こうが、
  矢張り、此の麺、プースーは旨く、僕の舌に合い、好きな味だ。
  もちっとして、むにっとして、腰も張りも弾力も確りと味わえる。
  硬めで発注せずとも、普通の茹で加減でも十分な食感で、此の麺に惚れている。
  豚はと言うと、四切れは薄切りで、叉焼と言った感じの厚味。
  赤身の部位が殆どで、程好い噛み応えが有り、パサついている感じは無い。
  しっとり感が有り、一個入った端っこの部位は、むちっとした肉塊。
  ほろっと解れる感触も有り、此れ又、安定感が有ると言って良いか。
  暫くは、調理担当氏育成の運営だろうが、偶には、熟練の調理担当氏の技、
  此れを味わってみたいと、欲が出てしまう。
  勿論、腹も出てしまう。
  否、腹は出てしまっているんじゃなく、出しているんだ…。

~御負け~
木曜日の「はなまるうどん」の「温玉ぶっかけ(中)」四〇〇円+
「ちくわ磯辺揚げ」一一〇円。
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