続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 池袋東口店」【池袋】

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 ◎「ぶた入りラーメン」八〇〇円

 …火曜日。
  週末の休日が非常に待ち遠しく、生き甲斐になっており、生きる支えだ。
  別段、週末に愉しみな用事が有る訳ではなく、兎に角、安らぎたいのだ。
  何も考えず、日がな一日、ヴォーっとして、だらしなく過ごしたい。
  寝過ぎは却って怠く成ると知りつつも、其れでも自堕落に寝て暮らしたい…。
  さて、話は遡って火曜日。
  週の前半だが、何だか、無性に此方のラーメンを頂きたくなる。
  前回は妙にプースーが泡立ち、糖尿病患者のヂヂィの尿みたいだったので、
  ちゃんとしたと言っては何だが、唸ってしまう様なラーメンを味わいたくて。
  何時もより少し早く、十三時四十三分に到着すれば、先客は六人の待ち。
  外で四分待ち、店内に入り、券売機で食券を購入する。
  夏季限定の「つけめん」も大いに惹かれるのだが、何時も通りで。
  厨房内を覗けば、先週の助手氏が調理担当に廻り、助手はと言うと、
  全くの御初の店員氏が務めており、研修中と言った感じなのだろうか。
  そして、安定の熟練のマスクの店員氏が裏方に徹すると言う稀有な三人体制。
  冷水を汲み、蓮華を取り、麺硬めの挙手を素通りし、席が空くのをヂッと待つ。
  八分程経ち、促されて空席にヨッコイショーイチ。
  食券を提示し、更に出来上がりをグッと堪えて待つ。
  無料の乗せ物を訊かれ、此れ又、何時も通り「脂で」と告げる。
  丼を受け取り、手元へと下ろせば、おっ、今回は自棄にロイシーだ。
  此れは!?と思い、先ずはプースーから啜れば、案の定、唸ってしまう。
  久し振りに、トロンととろみすら感じられる、乳化度の高いプースーだ。
  最近は適度な乳化度、適度なさっぱり感の均整型が定番化していたが、
  此処迄、円やか、滑らかなコクが際立つ味わいに寄っているのは久方振り。
  評論家気取りの高名なラーメンヲタクやヂロリヤンは、ぶれが激しい等と、
  悪く言うのは分かり切っているが、色々な顔を見せて呉れる、多面的なラーメン、
  そう言う風に受け取る事は出来ないもんかね、叩くだけ叩いて…。
  次は、真っ茶色の味付け脂を御数にして、野菜を頬張ろう。
  野菜のさっぱり感を味付け脂が補完し、味付け脂のこってり感を野菜が中和する。
  此の食べ方が好きで、毎度乍ら、白米に味付け脂をぶっ掛けて掻っ込みたい。
  さて、厨房内では麺打ちを如何するかの相談が始まり、其の麺を啜ろう。
  相変わらず、ぬるっと滑りを感じる口触りが心地好く、確りとした粉の風味、
  強靭な腰と弾力、張りと艶、夫々がちゃんと感じられ、味わえて最高だ。
  噛むとモチッと音がしそうな勢いで、コクの有るプースーと相俟って旨い。
  さあ、其のプースーに確りと浸した豚はと言うと、前回同様、
  ぷるるんとした脂身が付着した物で、赤身と脂身、両方が堪能出来る。
  厚味は然程無く、大きさ、威圧感も控え目だが、味に関しては十分。
  総体的に、週の前半に前倒しで訪店して正解だったな。
  此れからの季節、成る可く、涼しい日を狙って来たいわね…。

~御負け~
月曜日の「カレーハウス CoCo壱番屋」の「チーズカレー」七〇一円。
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