続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「Cafeレストラン ガスト」【与野本町】

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 ◎「若鶏のグリル ガーリックソース」七〇一円+「ライス」一九三円

 …今週も永く、辛く険しい、慌ただしい一週間を終え、週末の休日に漕ぎ着ける。
  平日は酒も呑まず、我慢して乗り切った御褒美にと、昨夜は仕事終わりに、
  池袋で生牡蠣と海鼠を買い求め、帰宅後、風呂上がりに晩酌で疲れを癒す。
  一週間で一番ホッとするのは、金曜日の晩だけだな…。
  夜が明けて土曜日の朝を迎えれば、月曜日に近付くに連れ、徐々に徐々に、
  暗雲が低く垂れ籠め始め、不穏な空気が心を支配して行く。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、十一時前にホスピタる為に家を出て、
  正午前に舞い戻り、一息吐く暇も無く、昼御飯を摂りに出ようかしら。
  野暮用がてら、大宮の外れ、「手打ちうどん 袋屋」に出掛けるも、
  相変わらずの大混雑でとっとと諦め、未だに食べられず仕舞いで参ってしまう。
  先に用事を済ませ、当て所無く埼大通りを走ると、此方の看板が見え、
  尿意に耐えられず、背に腹は変えられないので、此方で妥協する。
  店内に入れば、女中さんに直ぐに席に案内され、腰を落ち着ける間も無く、
  厠へと駆け込む、過活動膀胱気味のポンコツおぢさん…。
  すっきりした所で、献立表を捲り、何を頂こうかと考える事も無く、
  此方では「若鶏のグリル ガーリックソース」しか頂かないので、
  単品の白米と共に発注を済ませ、冷水を汲みに立ち、薄ぼんやりと待つ。
  意外と早く、十五分弱で配膳され、数年振りに頂く期待が高まる。
  肉刺しと肉切りで不器用に、皿と当たってキィキィする音に虫唾が走りつつも、
  何とか一口大に切り分け終えたら、後は気楽に箸で摘んで頂く。
  先ずは、先に邪魔な葉っぱを遣っ付けてから、鶏肉に専念したい。
  一切れ頬張れば、皮目はカリッと香ばしく、正肉はプリッとして軟らかく、
  値段からしても、パサついた物を想像したが、想像以上に肉質は良い。
  此方の鶏肉は、伯剌西爾、泰、亜爾然丁産との事だが、昨今の連鎖店は中々だ。
  競争が激しいので、少しでも駄目なら淘汰されてしまうしな。
  さて、其の鶏肉にぶっ掛けられているのが「ガーリックソース」。
  分かり易く噛み砕いて言うと、大蒜風液状調味料。
  あっ、分かりますかね…。
  個人的に、肉テレレ界に於いて、「宮のたれ」と此のテレレが双璧だ。
  従って、此方では此れしか頂かないと言う訳で、「すかいらーく」系列は、
  「若鶏のグリル ガーリックソース」専門店として十分にやって行けると思う…。
  確りと、ガツンと大蒜が効いていて、蕃茄の酸味と甘味の均整が取れていて、
  心の底から、此れを是非とも市販して欲しいと願っている程。
  白米には卓上の「瀬戸のほんじお 焼き塩」を振り掛け、鶏肉と一緒に頬張る。
  塩分が旨味と成って、肉と塩味の米と言う組み合わせは実に素晴らしい。
  相変わらず、御数っ喰いではないので、米が先に減り、鶏肉が余る類型だ。
  本心は御飯を大盛りで発注したかったが、此れ以上肥えてしまうと、より一層、
  足の爪は切れない、脱糞後に尻穴も拭けなくなってしまうので自重…。
  平らげた頃には、矢鱈と混雑し、喧しい糞餓鬼が蠢いているので退散する。