続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「伝説のステーキ屋」【上尾】

イメージ 1

◆「伝説のステーキ屋」【上尾】

 ◎「伝説の熟成すたみなステーキ(300g)」一九九八円

 …昨日。
  三連休の初日だからと言って、何か、心が躍る用事が有る訳でも無く、
  降り頻る雨が余計に身体を重たくさせ、何をするにも億劫な心持ちに成る…。
  十一時十五分に予約したのでホスピタるも、三〇分も待たされる始末。
  予約の意味無いじゃん…。
  簡単な診察と、イニシエーションを処方されて帰宅すれば、既に正午過ぎ。
  其の儘、昼御飯を食べに行ってしまえば良かったものを、一旦、
  家に帰って来てしまったが為に、再度出るのが物凄く億劫に成ってしまう。
  何も食べずに寝て暮らすか、何処かのラーメンでも啜るか、小三〇分悩み、
  三連休の初日なので、パーッと豪勢に、ビフテキを食べに行こう。
  ビフテキと言えば「ステーキ 宮」が一番なのだが、偶には趣きを変え、
  「伝説のすた丼屋」から業態転換して随分と経つが、未訪の此方にしてみよう。
  自動車を走らせて現場に急行し、駐車場に指示通りに前向き駐車するが、
  「ジャンクガレッジ」同様、此方にも、字が読めない文盲が多いのか、
  将又、只の馬鹿か、規則を守れない、民度の低い人間が来ている様だ…。
  店内に入り、空いているカウンター席にヨッコイショーイチ。
  足が地に着かない程に椅子が高く、何だか、妙に据わりが悪い。
  先ずはメニューを捲り、じっくりと思案した結果、基本の献立と思われる、
  「伝説の熟成すたみなステーキ」を三〇〇瓦で発注する。
  此方は白米が食べ放題、プースー、カレー、珈琲、紅茶が飲み放題と言うので、
  冷やし紅茶を飲み乍ら、出来上がり、焼き上がりをヂッと待つ。
  店内を見回すと、客層はと言うと、推して知るべし、デヴと育ち盛りばかり。
  斯く言う僕も、立派なデヴだが…。
  さて、待つ事、十五分程で、ヂウヂウ言っている鉄板が配膳される。
  おおっ、三〇〇瓦は矢張り迫力が有るな。
  したらば、白米、カレー、テレレを取りに席を立つ。
  白米とカレーは別に装い、肉を御数に白米を頬張り、カレーで押し流す寸法。
  テレレバーは種類が豊富で、「すた丼のタレ(にんにく醤油)」、
  「ステーキソース(玉ねぎ醤油)」、「辛すた丼のタレ(辛味噌)」、
  「塩すた丼のタレ(スパイシー塩)」、「かば焼きのタレ(甘辛醤油)」、
  「トマトガーリックソース(ガーリックソース)」、「ポン酢(昆布ポン酢)」、
  「特製ペッパーソルトソース(ペッパーソース)」の八種類の他、
  「大根おろし」、「おろしニンニク」、「青みネギ」、食べる辣油、
  粒マスタードウスターソース、マヨネーズ等、選り取り見取り、伊藤みどり
  「すた丼のタレ(にんにく醤油)」、「ステーキソース(玉ねぎ醤油)」、
  「トマトガーリックソース(ガーリックソース)」に「おろしニンニク」、
  おっと、「特製ペッパーソルトソース(ペッパーソース)」も取ってみる。
  肉刺しと肉切りで、不器用にビフテキを切り分け、さあ、喰らおう。
  肉は、四十五日掛けて旨味を最大限引き出した自慢の熟成肉で、
  注文毎に原木から一枚ずつ切り出すと言う事で、切り立ての焼き立てだ。
  焼き方の指定が出来なかったので、中程度の焼き加減と思われるが、
  個人的には生焼きが好きなので、些か、カリッと香ばしく成り過ぎか。
  然し、思いの外、硬さは無く、噛み締めると肉肉しく、軟らかさも感じる。
  肉を喰らったら、白米には卓上の岩塩をガリガリ削って振り掛けて頬張る。
  嗚呼、何て最高なんだ。
  次は、匙を手に取り、カレーを飲み、肉と白米を押し流す。
  カレーは牛の出汁が強めに出ており、個人的には豚の方が好きかしら。
  「自家製黒カレー」と言うだけあり、ややロイクーで、辛さは控え目。
  テレレの「すた丼のタレ(にんにく醤油)」は、正に、其の味わい。
  「ステーキソース(玉ねぎ醤油)」は最もしっくりと来て、安心感が有る。
  「トマトガーリックソース(ガーリックソース)」はと言うと、
  「ガスト」の「若鶏のグリル ガーリックソース」を思い描いたが、
  ややケチャップの味が立ち過ぎて、甘目の印象。
  「特製ペッパーソルトソース(ペッパーソース)」は黒胡椒の爽やかな辛味。
  こっそりと「宮のたれ」を持ち込みたい程で、矢張り、「宮のたれ」が最強。
  其れにしても、卸大蒜をビッタビタに塗りたくったので、パンチが半端ではない。
  予予、下痢する迄、思い切り大蒜を摂取したいと願っていただけに、夢が叶う。
  尤も、大蒜を摂る前から、年柄年中、下痢しているが…。
  カレーを飲み乍ら考える話ではないが。
  付け合わせは隠元、玉蜀黍、萌やし。
  御飯を御替わりし、プクマン、御満悦、大蒜塗れで退店する駄目人間…。