続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「横浜らーめん 寿三家」【蔵前】

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◆「横浜らーめん 寿三家」【蔵前】
 
 ◎「ラーメン(並)」七〇〇円+「とろ~り半熟味玉」一〇〇円
 
 …もう、目ん玉が痒いので掻き過ぎて、真っ赤でヒリヒリする始末。
  取り出して束子でゴシゴシ洗いたいわ、全く…。
  そんな花粉で襤褸襤褸の中、昨日は四月からの組成の発表も有り、
  果たして僕は、如何成ってしまうのかと、わなわなと震えてしまいそう。
  会いたくて震える西野カナには敵わないが…。
  今日は無駄に天気も良く、御蔭で花粉も飛散し、目で見えそうな勢い。
  そんな中、今日は正午過ぎに外へ飛び出し、早目に昼餐を済ませる。
  国際色豊かではない国際通りに出て、サッと食べられそうな此方にしよう。
  中華人民共和国料理店が矢鱈と多いので、其の点では偏った国際色、赤色だ…。
  二月二〇日以来、約三週間振り、二度目の訪店と相成り、中に入れば、
  うん、此のオイニー、大好きだ。
  BOOK厚木の「横浜家系ラーメン 二代目 梅家」の数十米手前から、
  ぷんぷんと漂う獣臭、家畜臭に醤油ダレが混ざった素敵な香りを思い出す。
  博多長浜ラーメン店と同等のオイニーと言っても良かろう。
  此れを肺一杯に吸い込んで、深呼吸をし、券売機で食券を購入する。
  前回同様、「ラーメン(並)」にし、今回は何と無く味付け玉子を付けたい気分。
  釦を押っぺし、店員氏に手渡し、「普通で」と御願いしてヨッコイショーイチ。
  冷水を汲み、グイっと呷って花粉を洗い流し、出来上がりをヂッと待つ。
  引っ切り無しに客が後から訪れるが、回転が良いので、待ちが発生する事無く、
  餓鬼や中華人民共和国人が居ないと言うのも大きいだろうな。
  さて、一〇分と経たずに丼が差し出される。
  先ずは蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  「六角家」の姉妹店と謳っているので、「六角家」らしい味わいが感じられる。
  表面には鶏油が浮かび、円やかで芳醇なコクが頗る旨く、一気に魅了される。
  スープに使うガラは国産の物のみをふんだんに使用して、
  濃厚な豚骨スープを演出し、其のスープに負けない様に特製の醤油ダレは
  其の日のスープの味を見て調整していると言う謳い文句。
  醤油ダレのキリッとした味わいが印象的で、コクが有るのにさっぱりしている。
  麺はと言うと、「六角家」同様、「酒井製麺」の物で、太麺の部類か。
  市販の生ラーメンの様な風味も感じられるが、モチッとした食感で、
  緩やかな縮れが効いており、鶏油たっぷりのプースーが絡んで良い。
  具の叉焼はロース肉で、拘りのチルド肉を使い、肉本来の味を活かしたと言う。
  むちーっとして、蕩ける感じは無いものの、パサつきも無くて中々だ。
  菠薐草は箸休め的だが、此れが又、良い味を出しており、燻し銀の働き。
  増しにしても良いな。
  海苔は二枚入り、「壱七家」ならば、昼時は無料の白米を巻いて頬張りたい所。
  然し、其れをしては肥える一方なので、グッと我慢…。
  味付け玉子は、齧ると黄身がドピュっと飛び出しそうで、慌てて吸う。
  最後はプースーを確りと飲み干し、建物の建て替えの為に二十三日で閉店なので、
  来週、最後にもう一度、再訪して置きたいわね。