続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「Smoke Gets In Your Eyes」/山下達郎

イメージ 1

昨日。
澁谷で散髪を済ませた後、大山での忘年会へ向かう為、原宿駅迄歩いた。
此処数年、十二月に澁谷に行った際は必ず原宿迄歩く事にしている。
此の季節、街は俄かに色付き、行き交う人達も幸せを装っている。
そんな中で、神宮前の交差点で信号待ちをし、必ず再生する曲が有る。
山下達郎氏のアルバム『Season’s Greetings』に収められている、
「Smoke Gets In Your Eyes」。
邦題は「煙が目にしみる」で御馴染みの曲。
The Plattersの一九五八年のナンバーワンヒット。
此れを、山下達郎氏が一人アカペラ、フルオーケストラでカヴァーしている。
此の『Season’s Greetings』も伴天連正月時期には欠かせない。

時刻は十七時を廻り、辺りは夜の帳が下りようとしている。
長く続く車のテールランプ、目映いネオンサイン。
すっかり落葉した欅の葉を踏み締め、独り、黄昏の街を歩く。
耳元では、圧倒的な歌唱力を持つ歌声が響き、荘厳なストリングスが奏でられている。
此の夕暮れの街並みの中を、人の波を縫う様に歩き乍ら聴いていると、
えも言われぬ感覚が押し寄せ、何だか気が触れそうになる。
有りとあらゆる想いが交錯し、筆舌し難い不思議な感覚。
其の感覚に襲われたくて、毎年の恒例行事としている。
来年は、一体どの様な感覚に襲われるのだろうか…。


★「Smoke Gets In Your Eyes」/山下達郎

 Words:Otto Harbach Music:Jerome Kern

They asked me how I knew
my true love was true
Ah,I of course replied
Something here inside
can not be denied

They said someday yor’ll find
All who love are blind
Ah,when your heart’s on fire
you must realize
Smoke gets in your eyes

So Ⅰ chaffed them and Ⅰ gaily laughed
to think they could doubt my love
Yet today my love has flown away
Ⅰ am without my love
Now laughing friends deride
tears I cannot hide
Ah,so Ⅰ smile and say
“When a lovely flame dies,
Smoke gets in your eyes”
Smoke gets in your eyes