続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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三月中席池袋演芸場(三月十五日)

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此処最近と言うもの、土日の池袋演芸場が矢鱈と混んでいるので困る。
悠長につけ麺も啜っていられない。
今日は木戸口が工事中の為、券は地下二階迄下りた階段下で購入して入場。
開場して間も無いと言うのに、既に真ん中の通路側の席が埋まっている。
余りギュウギュウでも落ち着かない…。

●三月中席池袋演芸場(三月十五日)
(昼の部)
 春風亭一之輔:「鈴ヶ森」
 伊藤夢葉:マジック
 柳家喬の字:「初天神
 古今亭志ん弥:「親子酒」
 笑組:漫才
 春風亭正朝:「宗論」
 柳家さん喬:「天狗裁き
 アサダ二世:マジック
 川柳川柳:「ガーコン」
 ―仲入り―
 五明楼玉の輔:「町内の若い衆」
 春風亭一朝:「花見酒」
 鏡味仙三郎社中(仙三郎、仙志郎仙三):太神楽曲芸(傘~五階茶碗~鞠~撥と笠)
 橘家圓太郎:「らくだ」
(夜の部)
 鈴々舎わか馬:「新聞記事」
 柳家わさび:「金の大黒」
 柳家小菊:俗曲
 古今亭志ん五:「無精床」
 古今亭八朝:「幇間腹
 三増紋之助:曲独楽(小手調べ~末廣の曲~輪抜け~真剣刃渡りの曲~五つの独楽~風車)
 柳家権太楼:「短命」
 ―仲入り―
 桂 ひな太郎:「締め込み」
 古今亭志ん輔:「宮戸川
 昭和のいる・こいる:漫才
 桂 文楽:「替わり目」

昼席のトリは圓太郎師。
「長屋にらくだと呼ばれる男が居りまして…」と始めると、場内の通な方々からはざわめきが起きた。
僕もまさか、寄席で「らくだ」が聴けるとは思いもよらなかった。
死骸に「かんかんのう」を踊らせる段では場内は爆笑の渦に。
みっちりと四〇分聴かせて呉れた。
個人的に有望株だと思っているのが、二つ目の一之輔さん。
一朝師の弟子で、前座の朝佐久の時分から気に掛かっていたが、二つ目に成ってから良い。
ぽっどきゃすてぃんぐ落語」でも聴いた事の有る「鈴ヶ森」の間抜けな泥棒を巧く演じている。
尻に筍が刺さる件は最高だ…。
夜席のトリの文楽師は「替わり目」。
選りに選ってトリで「替わり目」とは、可也拍子抜けな感じ。
幾ら通しで最後迄掛けたとは言え、一寸なぁ…。