◆「麺ばりらー麺 てっぺん」【大宮】
…横浜を十八時過ぎに出て、第三京浜道路を下りると環状八号線が大渋滞。
こんなに混んでいるのは初めてと言って良い程。
金曜日と言う所為も有ろうが、其れも此れも首都高速五号線の事故通行止めの所為！
つくづく、何て迷惑な事故を起こして呉れたんだと怒りが沸々と湧いて来る。
予定では、用賀から首都高速三号渋谷線に乗り、向島経由で川口線に入り、
東北自動車道で岩槻インターチェンジで下りるつもりで居た。
然し、用賀から霞が関迄、何と「２時間以上」と言う電光掲示…。
高々一〇キロ強の道程に二時間以上も費やさねばならないのか。
もう、彼是とルートを考える気力も失せ、此の儘、環状八号線で帰った。
大宮市街に入った頃には、出発してから既に三時間半に迫ろうとしていた…。
時間も遅くなり、呑みに出掛ける元気も使い果たし、帰りしなに簡単に晩御飯を済ます事に。
そう言えば、「麺ばりらー麺」が改装し、新装開店していたのを思い出し、
昨年末以来の久し振りの訪店を果たす。
店名に「てっぺん」が付き、小上がり席が設えられ、券売機が設けられている。
メニューは殆ど変わっていない様子。
此方では決まって味噌味の「とんこつチャーシュー麺」と「名古屋コーチン味玉」。
厨房内を覗くと、如何やら店主が変わった様で、味が変化しているのを危惧した。
不安を抱き乍ら、スープを一口啜る。
うん、前と変わらない味だ。
とろみが有り、濃厚な豚骨の味噌味。
味噌の程好い酸味と甘味が感じられる。
麺は、札幌ラーメン特有の真っ黄色の縮れ麺。
プリプリとした食感で、茹で加減も先ず先ず。
具は、萌やし、麺麻、葱、若布、鳴門が入る。
そして、此方の名物と言って良いのが叉焼。
大き目のバラ肉の叉焼がデロリと三枚寝そべっている。
赤身の部位はしっかりとした噛み応えで、ガシッとした感触が歯に伝わる。
脂身は蕩ける味わいで、味付け自体もしっかりしている。
〆は「名古屋コーチン味玉」。
貧乏を拗らせている所為か、味付玉子は必ず最後に頂く癖が染み付いている。
齧ると、中は半熟で柔らかい。
黄身はネットリと濃厚で、中までしっかりと味が染み込んでいる。
味が濃く、黄色や橙色を通り越して、朱色に近い色をしている。
齧った所にスープを注ぎ入れ、最後は一口で頬張る。
旨いっ！
味付玉子はこうでないと困る。
こんなに混んでいるのは初めてと言って良い程。
金曜日と言う所為も有ろうが、其れも此れも首都高速五号線の事故通行止めの所為！
つくづく、何て迷惑な事故を起こして呉れたんだと怒りが沸々と湧いて来る。
予定では、用賀から首都高速三号渋谷線に乗り、向島経由で川口線に入り、
東北自動車道で岩槻インターチェンジで下りるつもりで居た。
然し、用賀から霞が関迄、何と「２時間以上」と言う電光掲示…。
高々一〇キロ強の道程に二時間以上も費やさねばならないのか。
もう、彼是とルートを考える気力も失せ、此の儘、環状八号線で帰った。
大宮市街に入った頃には、出発してから既に三時間半に迫ろうとしていた…。
時間も遅くなり、呑みに出掛ける元気も使い果たし、帰りしなに簡単に晩御飯を済ます事に。
そう言えば、「麺ばりらー麺」が改装し、新装開店していたのを思い出し、
昨年末以来の久し振りの訪店を果たす。
店名に「てっぺん」が付き、小上がり席が設えられ、券売機が設けられている。
メニューは殆ど変わっていない様子。
此方では決まって味噌味の「とんこつチャーシュー麺」と「名古屋コーチン味玉」。
厨房内を覗くと、如何やら店主が変わった様で、味が変化しているのを危惧した。
不安を抱き乍ら、スープを一口啜る。
うん、前と変わらない味だ。
とろみが有り、濃厚な豚骨の味噌味。
味噌の程好い酸味と甘味が感じられる。
麺は、札幌ラーメン特有の真っ黄色の縮れ麺。
プリプリとした食感で、茹で加減も先ず先ず。
具は、萌やし、麺麻、葱、若布、鳴門が入る。
そして、此方の名物と言って良いのが叉焼。
大き目のバラ肉の叉焼がデロリと三枚寝そべっている。
赤身の部位はしっかりとした噛み応えで、ガシッとした感触が歯に伝わる。
脂身は蕩ける味わいで、味付け自体もしっかりしている。
〆は「名古屋コーチン味玉」。
貧乏を拗らせている所為か、味付玉子は必ず最後に頂く癖が染み付いている。
齧ると、中は半熟で柔らかい。
黄身はネットリと濃厚で、中までしっかりと味が染み込んでいる。
味が濃く、黄色や橙色を通り越して、朱色に近い色をしている。
齧った所にスープを注ぎ入れ、最後は一口で頬張る。
旨いっ！
味付玉子はこうでないと困る。
