続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン富士丸 北浦和店」【北浦和】

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◆「ラーメン富士丸 北浦和店」【北浦和


 ◎「ラーメン」七五〇円

 …今週は今日しか伺えないので、週頭早々に出掛ける。
  首都高速五号線が全面復旧した御蔭で、帰りも順調に走れる様に成ったので、
  比較的早い時間に到着する事が出来た。
  然し、事も有ろうか、目を疑いたくなる様な大行列。
  二〇人近くは並んでいる。
  とは言え、今週は今日のみの機会なので、仕方無く、しかめっ面で並ぶ…。

  今日に限っては、ラーメンの味に関してはもう如何でも良い。
  客のマナーと言うか、道徳観にむかっ腹が立ったので記したい。
  其の対象者は、僕より大分前に入店している、男女二人組。
  口の利き方から察するに、幸いにも木っ端アベック同士ではなく、大学の先輩後輩風。
  男の方は、自分の丼が空に成っている様子で、もう食べ終わっている感じ。
  女の方は、其の量に早々に参った様で、其の残りを男の方に預けて食べて貰っている。
  然し!
  其の男は、食べるんだか食べないんだか分からない様な感じで、
  麺を一本一本箸で持ち上げては、チマチマ啜っている。
  其の間、男女は話に夢中。
  「○○と俺は星座と血液型が同じで…」とか、如何でも良い下らない話を、
  店中に響き渡る様な音量で話している。
  推察するに、音量調節機能が壊れている感じの人種…。
  普通、「二郎」系の様な、店内が狭く、行列が出来、回転が命の店の場合、
  連れが居ようが何だろうと、自分が食べ終わったらとっとと外に出るべきだと思う。
  後には大勢の客が実際に待って居る訳だから…。
  事実、其の男女が退かないがばかりに、並んでいる客が席に着けず、
  其の間に、並んでいる客のラーメンが出来上がってしまいそうな勢い。
  隣りに座った僕も、何度も睨み付けて気付かせようとするも、
  そう言う時って、如何してあんなに人が馬鹿な目をしている様に見えるのだろう…。
  【馬鹿目】なんて、味噌汁の具にも成らない…。
  此れに業を煮やした店の若い衆が、女の前に置いてあった空の丼を下げに来る。
  其れでも話を止め様とせずに、続けようとしそうな雰囲気を醸し出している…。
  そして漸く、チマチマと伸び切ったラーメンを啜っていた男が察したらしく、
  「ラーメン屋は長居するもんじゃないから…。こう言う店の常識が有るから…」と、
  女に告げて、根の生えた腰を持ち上げて帰って行った。
  「あの~、長居し過ぎな上に、十分過ぎる程に非常識なんですけど…」。
  こう言う、店の状況、マナー、常識、空気が読めない人間は来なくて良し!

  あっ、肝心のラーメンの味の方は、何時も通り旨かった!
  其れにしても、昼夜ラーメンとは、血圧【一五二/一〇〇】の人間の食生活らしい…。