続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン だいご」【鴨宮】


 …昨晩。
  富士宮、沼津を廻り、此の日の仕事の終焉の地は小田原。
  流石に、朝は七時起きで静岡迄車で走らせ、休みも碌に取らずに動くのはきつい…。
  結局、小田原での仕事を終えたのが二十一時。
  其の儘、鴨宮駅前の宿に倒れ込む様にしてチェックイン。
  晩御飯は簡単に済まそうかとも思ったが、何だか呑まずには居られない気分に成り、
  決して栄えているとは言えない駅前ロータリーを見渡すと、
  同じ建物に焼き鳥屋とラーメン店の二つの入口が有る店を見付け、
  ラーメン店の入口から入ってみる…。

 ◎「生ビール(中)」六〇〇円
 …一軒で二軒分と言う変わった造り。
  言わば、「モスバーガー」と「ちりめん亭」が同居している様なものか…。
  先ずは麦酒で疲れを解す。
  煩雑な仕事に因る疲れ、長距離運転の疲れ、精神的な疲れを癒さないと明日に障る…。
  御通しは、切干大根の和え物。

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 ◎「かしら」一二〇円
 ◎「レバ」一二〇円
 ◎「とり皮」一二〇円
 …ラーメン店側の入口から入ったものの、隣の焼き鳥屋と厨房が繋がっているので、
  焼き鳥屋のメニューも発注出来る様だ。
  「ハチノストマト煮」、「もつ煮込み」、「ミノ刺」、「はらみ焼」等の蠱惑的なメニューも有るが、
  長居する気持ちは更々無いので、本業の焼き鳥を三本発注。
  「かしら」は少々筋張った感じが有り、東松山流の「かしら屋」の様には行かない。
  然し、かしら特有の肉の弾力は感じられる。
  「レバ」は先ず先ずの半生加減。
  「とり皮」は表面がカリカリで、ジュワッと脂が染み出す感じも有る。
  此方の焼き鳥の難点は、タレが濃過ぎる…。
  タレが肉の味を消してしまっている感が有る…。

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 ◎「正油ラーメン」六〇〇円
 …〆にラーメンでも啜ろうと思い、些か酔っ払って注文。
  呑み屋のラーメンなので、然して期待は寄せてはいけない。
  然し、「サンマーメン」等のメニューも有り、其れなりにメニューも豊富。
  店内のテレヴィヂョンを薄ぼんやりと観乍ら待って居ると、五分と経たずに運ばれて来た。
  自棄に早いのも期待を削ぐ要因に成り兼ねない…。
  先ずはスープを蓮華で啜ると、鰹の風味がプ~ンと漂い、正統派の醤油味。
  ん!?悪くない…。
  と言うより、旨いではないか…。
  麺は細目の縮れ麺で、喉の通りが良く、しなやかな印象を受ける。
  具の麺麻は、麦酒の摘みにも成り得る感じで、シャキシャキとして味付けも良い。
  味付玉子は固茹でで、御田の玉子の様な感じで、此れ又、味が染みていて悪くない。
  そして、叉焼は脂身がプルプルで、味付けも良く、麦酒の摘みで頼めば良かったと後悔…。
  具は他に三つ葉
  少し侮っていた自分を反省…。