続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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二月下席池袋演芸場(二月二十一日)

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四週連続の寄席…。
らーめん大 池袋店」で満腹に成り、同時に胸糞も悪く成り乍ら、池袋演芸場へ。
今回は、昨年四月五日以来、id190氏を無理にお誘いしての落語鑑賞。
独りぼっちで行動する事が多いので、偶には新鮮な心持ちに成れる。
今席のトリは、個人的に好きな橘家文左衛門師。
師のガラッパチな威勢の良い、時にブラックな笑いが妙に好きだ…。

●二月下席池袋演芸場(二月二十一日)
(昼の部)
 鈴々舎わか馬:「一目上がり」
 春風亭百栄:漫談
 林家久蔵:「から抜け」
 ペペ桜井:ギター漫談
 三遊亭萬窓:「締め込み」
 五明楼玉の輔:演題不明
 ―仲入り―
 古今亭菊志ん:「唖の釣り」
 橘家圓太郎:「浮世床
 ホームラン:漫才
 橘家文左衛門:「子は鎹」

御目当ての文左衛門師、初日に行き成り大ネタ「子は鎹」。
師の風貌、語り口からは凡そ見当が付かなかったが、
師特有の暴力的な小ネタや、現代風の言葉遣いも混ぜつつ、場内が引き込まれる。
「夏泥」、「道灌」、「天災」等に当たる率が多いが、此の手の人情噺も良い。
荒んだ心にスッと入り込むようで、思わず目頭が熱くなる。
母親が亀吉に五〇銭の出所を問い質す件は真に迫るものが有り、思わず息を飲んだ。
文左衛門師のは重厚感が有る感じで、此れは此れで好きだ…。
其れにしても今回も居た。
携帯電話を鳴らす馬鹿が…。