続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「和匠喜酒 かもん」【宮原】

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「和匠喜酒 かもん」【宮原】

 …昨晩。
  週に一度は此方を訪れないと、何だか据わりが悪い気がしてならない…。
  二〇時過ぎに怠い身体を揺すり乍ら、十五分の道程を歩いて出掛ける。
  場所柄、平日よりも土曜日の方が空いている様だ。
  御決まりの端っこの指定席に尻を捻じ込む…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …黙っていても出て来る黄金色の液体。
  僕専用の「悲しみのタンブラー」に注がれ、泡の白が綺麗だ。
  此の所、毎日可也の量の酒が体内に注入されているので、
  今、僕が死んだら、アルコール保存で長持ちしそう…。
  否、火葬をしたら良く燃えそうだ…。

イメージ 1
 ◎「かんぱち造り」八六〇円
 …御薦めメニューの刺身の中から間八を発注。
  然し、間八が残り少ない為、はまちと鮪赤身もサーヴィスで付けて呉れると言う。
  先ずは、其のサーヴィスの赤身から。
  仄かに脂の載りが感じられるが、鮪特有のネットリとした味わいが旨い。
  宮原に移転してから、メニューに鮪を取り入れた物の、余り出ていないとの事。
  まあ、此方では他の珍しい魚の方が魅力的かも知れない…。
  お次は間八。
  コリッと言う軽い歯触りが有り、脂の甘味が口一杯に拡がる。
  何だか最近、地味に間八が好きな気がする…。
  最後ははまち。
  間八と食べ比べをしてみると、矢張り養殖物の為、脂臭味が感じられる。
  天然物との違いは明らかだが、此れは此れで脂の載りを愉しむ意味では良い。

イメージ 2
 ◎「かすべ中華煮」九八〇円
 …「かすべ」と言う魚の名前を知っていても、実際に頂くのは初めてかも知れない。
  調べてみると、「かすべ」とは「雁木エイ」の呼び名の事らしい。
  此れを中華風の味付けで煮た物との事。
  見た感じ、鱶鰭の煮た物の様にも見えなくも無い。
  味付けは、予想通りの中華味。
  甘辛い味付けで、鷹の爪で辛味を足している。
  さて、肝心の身は、実際に頂いて吃驚!
  身は白身でホクホクして旨いのだが、軟骨と言うかゼラチン質と言うか、
  骨がコリコリ、プルプルしていて、非常に食べ易い。
  生来の面倒臭がりとしたら、煮魚、焼魚の何が嫌かと言うと、骨の処理が億劫。
  然し、此のかすべは骨ごとコリコリ齧れば良いのだから。
  御蔭で又しても「SK-Ⅱ」要らずのプルルン素肌…。
  桃井かおりも吃驚だ…。

イメージ 3
 ◎「そば」無料
 …賄いで蕎麦を作ると言うので、常連の僕にも御鉢が回って来る方式に成っている。
  甘目のつゆに蕎麦がたっぷり盛られている。
  茹で加減如何こうを言うつもりは全く無い。
  呑んで疲れた胃袋に、スッと染み入る感覚が心地好い。
  作り過ぎて余っているからと、更に御替わりを頂戴する始末…。

 此の日は麦酒四杯を頂き、閉店後は店長のT氏、調理人のM氏と「福福屋」に出掛け、
 午前二時半迄呑み続けて帰宅。
 もう、身体は襤褸襤褸…。

 因みに、此の日の御薦めメニューは…、
 ・「はまち造り」八三〇円
 ・「いさき造り」八八〇円
 ・「やりいか姿もり」九八〇円
 ・「とび魚氷〆」七三〇円
 ・「真あじたたき」七八〇円
 ・「真あじなめろう」八〇〇円
 ・「鮪赤身造り」九〇〇円
 ・「サンガ焼」七六〇円
 ・「宮崎直入 赤鶏たたき」九五〇円
 ・「はまち、鮪赤身の寿司」九八〇円
 ・「豚辛みそ炒め」七八〇円