続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「そば・うどん 徳治家」【久喜】

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◆「そば・うどん 徳治家」【久喜】


 ◎「冷やしたぬき」八四〇円

 …久喜での仕事も三日目。
  朝晩は随分と凌ぎ易く成りつつあるが、日中は陽が照って暑い。
  塩を振り掛けられた蛞蝓の様に、溶けて無くなりそうな感覚に見舞われる…。
  十三時前に昼休憩と成り、同僚の方々と食事を摂りに、灼熱の陽の下へと出る。
  周囲に、食事を摂れる店の選択肢も少なく、パッと目に入った蕎麦屋へと駆け込む。
  昼の混雑時期を過ぎた所為か、店内は落ち着き払い、閑散としている。
  幹線道路脇に立つ看板には「二八そば」と書かれており、涼やかな想像を巡らせる。
  当然、蕎麦屋なのでカツ丼や、天丼と言ったメニューも有るが、気分的には冷たい蕎麦。
  暑がりには、未だ未だ厳しい暑さが身に堪える…。
  メニューを一頻り眺め、豚丼と蕎麦のセットや、うな飯と蕎麦のセットも有ったが、
  此処最近、何とは無しに太りつつある感覚が有り、引き締めの意味でも蕎麦だけで…。
  と成ると、笊蕎麦よりも僕は冷やし狸の方が好きだ。
  運良く、「冷やしたぬき」の文字を発見し、発注する。
  冷やし狸を頂くのは、多賀城の「そば処 末広庵」で二週間前に頂いて以来。
  冷やし狸、何か好きだ…。
  店によって、載る具材も異なるのが興味深い。
  此方の場合は、天かす、蟹蒲鉾、蒲鉾、大根卸、水菜、胡瓜、そして、柴漬けの味と色をした海藻。
  恐らく、梅紫蘇に漬けた物だろう。
  蕎麦を手繰ると、二八蕎麦を謳っているだけあり、ポキポキとした腰が感じられる。
  店内にはきちんと、蕎麦を打つ空間も設えられている。
  安い蕎麦屋に有り勝ちな、流動食の様な歯応えの無い蕎麦とは違い、存在感が有る。
  そして、つゆには天かすが徐々に侵食し、油が溶け出し、コッテリ感が増して行く。
  かと思えば、サクサクと言う軽い食感も残っている感じが好きだ。
  件の、梅紫蘇風味の海藻は、コリコリした柴漬けの様…。
  少々、具に味気無さを感じなくは無いが、汗を流さずに食事を出来る事を考えたら、此れは此れで良い。
  勿論、最後はつゆも残らず飲み干し、天かすの油の染み出したコクをしっかりと堪能する。
  此の程度のコッテリ感なら、未だ平気な様だ…。

徳治家 [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ

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住所: 埼玉県久喜市大字野久喜865
営業時間、定休日:
最寄り駅:鷲宮
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※2009年8月25日時点の情報です。
ID:0000503365


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