続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

今宵の肴は「ほうぼうお造り」と「長崎産旬さばの棒寿司」

イメージ 1

今晩は、「和匠喜酒 かもん」のマスターに誘われ、店長T氏等と呑む事に成っていた。

然し、十六時半にマスターから電話が入る。

何でも、店長T氏は友人と競馬に出掛け、晩は其の儘、呑みに行くらしく、

マスターはマスターで、朝五時迄呑んでた影響で、宮原で呑むのは厳しいと言う。

「如何する?」と訊かれたので、半ば怒りを押し殺し、「中止で良いでしょ!」と吐き捨て、

電話を切った後、如何しても怒りが収まらず、憤懣遣る方無い思いで過ごす。

向こうから誘っておき乍ら、端から呑む予定が入っているのに、後から入った競馬を優先し、

其の呑み会を一方的な都合で中止にし、此の為に週末の予定を繰り合わせていた僕は一体…。

日曜日の晩に呑むからと、昼酒をするのは障ると思い、「鮨処 いっしん」に土曜日に前倒しで出掛け、

其の所為で、「三丁目 にしや食堂」には顔を出せなくなってしまったと言うのに…。

急な仕事が入って中止になるなら兎も角、只の遊びで此方の予定が狂わされるのが途轍も無く腹立たしい!

自分自身、人に断られるのが嫌で、人を誘って呑みに行く事は決してしない代わりに、

人から誘われれば、最大限、万障繰り合わせて出掛ける様にしているのに、其れを仇で返されるとは…。

僕自身、変化を嫌う人間なので、こうして勝手に予定を乱されると、其れだけでストレスに成る。

此の手の土壇場キャンセルは、人間としての資質を疑ってしまう。

人を巻き込んでいるのだから、相手の事を考えるべきではないだろうか。

確かに、店の常連客かも知れないが、僕だって一人の人間で、感情だって有る。

常連だから軽く見られた、後で謝れば何とか成ると思われたら心外だ…。

そんな怒りに満ちた思いで、御蔭で晩御飯の心配をしなくてはならない羽目に陥る。

とてもではないが、呑まずには居られないので、スーパーマーケットに買い出しに出掛ける。

先ずは、贅沢にも「其の他雑酒」を五〇〇ミリリットル二本、三五〇ミリリットルを一本購入。

そして肴は、鮮魚コーナーに、珍しい竹麦魚が有るので決定。

其れだけでは腹の足しに成らないので、辨當コーナーに行き、鯖の棒寿司を発見して購入…。

帰宅し、とっとと風呂に入り、後は倒れ込むだけの状態に成り、晩酌に取り掛かる。

未だ、怒りは収まっておらず、考えれば考える程に腹立たしく、缶麦酒の栓を開ける。

一口グイッと、怒りを呑み干す様に、苦味が喉元を転がり落ちて行く。

嗚呼、胸糞悪い…。

摘みのプラスティック容器の蓋を開け、先ずは竹麦魚の刺身。

千葉県産の物らしく、噛み締めると弾力が有り、白身の旨さが味わえる。

淡白な味わいだが、中々悪くない。

然し、小骨の処理が甘く、二本骨が有り、残念な思いが増幅する…。

お次は、長崎県産の旬(とき)鯖の棒寿司。

鯖の寿司と成れば目が無く、「旬鯖」と言えば、「鮨処 いっしん」でも時折仕入れる鯖。

此の手のスーパーマーケットの鯖なので、身が真っ白に成る位に〆られている。

まあ、致し方有るまい…。

丸で、味の干物の様な感じがしなくは無い。

脂の載りは先ず先ずで、其れなりの旨さは有る。

此れが、呑みに出掛けていたらどんなに愉しかろう。

酔いが廻っても、許せないものは許せないな…。

と言う事で、こんな目に遭わされたので、「和匠喜酒 かもん」には当分行かない事にする!