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◆「ジャンクガレッジ」【東大宮】
「ジャンクガレッジ」【東大宮】
◎「ラーメン」七〇〇円＋「子豚増し」一五〇円
…昨晩は一滴も酒を遣らず、昼酒の余韻を引き摺った儘、午前零時には就寝。
夜中に何度も雪隠に行き、糖尿病かしらと気に病んでみる…。
歳の所為か、将又、只の頻尿か、膀胱と尿道が弱って来ている事だけは間違い無い。
そんなこんなで大して熟睡出来た感じも無く、一〇時過ぎに床から這い出す。
昨日、雨の予報だからと洗濯を回避したが、今日も今日とて、昨日に似た天気。
流石に、今日洗濯をしないと、明日から着て行く服が無いので、致し方無く、
とても乾くとは思えない、鉛色の曇天の下に干す…。
正午に迫ろうと言う刻限に成ったので、文明の利器・自動車で出掛ける。
今日の昼御飯は、久し振りに此方で暴力的なラーメンを啜ろうと、昨日、俄かに決めた…。
何時もより比較的早い時間の店着だが、先客は三人の待ちで、駐車場にも空きが有る。
良しとばかりに、急いで駐車し、券売機で食券を購入する。
給料日前日の最も金の無い日なのに、生来の堪え性の無さを露呈してしまい、
「子豚増し」の釦も押してしまうと言う、根っからの駄目人間…。
行列の最後尾に並び、不意に店内を見ると、厨房内にテレヴィヂョンのキャメラが入っている。
其のレンズの先には、最近、見掛けなかった眼光鋭い店主が黙々と調理している。
如何やら、超一流放送局・テレビ東京の何かの番組の様だ…。
外のベンチに座って待つ事五分程で店内に案内され、水を汲んで席に着く。
直ぐにトッピングを訊かれる段に成り、「全増しで！」とはっきりと御願いする。
前回、「全増し」で御願いしたにも拘らず、大蒜を入れ忘れられ、其れに気付いて要求するも、
「入れる際は最初に言って下さい」とピシャリと言われる事故が有ったので…。
そして一〇分程で、店主自らが作るラーメンが目の前に差し出される。
今回は、ちゃんと大蒜が入れられる様子を、事前に此の目で確かめているので安心だ…。
さてと、カウンター上の蓮華を手にし、先ずはスープから啜る。
約一ヶ月振りに味わう其の味は、ドロッとした濃厚、且つ濃密な力強く、荒々しく、
非常に暴力的な味わいで、鼻っ柱をガツンと拳で正面から殴られたかの様な衝撃。
ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間掛けて炊き込み、旨味だけを凝縮する為、
余分な水分を蒸発させた後、ゼラチン質の強いドロドロのスープに背脂を投入する事に因り、
コクと旨味と甘味が増し、麺との絡みが格段に良くなると言う。
此れは正に麻薬性の有る味わいで、癖に成ると言うか、中毒に成る…。
こんもりと盛られた野菜には、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚で振り掛けて頂く。
シャキシャキとした食感で、生っぽさが強過ぎないのが良い。
如何かすると、兎の餌の様にバリバリと食べないといけない様な茹で加減の物も有るので困る。
そして、麺は丼の奥深くに潜り込んでいるかの様で、野菜を片付けないと中々出て来ない。
箸で引き摺り上げる様にして麺を手繰ると、例によって、「浅草開化楼」製の特注麺は、
縄の様に極太で、天然パーマネントの様な縮れが有り、箸で掴むのも容易じゃない。
ゴワゴワとした食感で、強靭な逞しい腰が感じられ、ワッシワッシと喰らい付く様にして啜る。
否、啜ると言うよりは、齧り付く、貪り喰うと言う表現の方が適切であろう…。
豚はバラ肉を巻いた物で、何時も乍ら豪快さ満点で、厚みも有って、食べ応え十分。
外縁の脂身の部位はプルップルのトロットロで柔らかく、脂身の甘味が堪能出来、
内縁の赤身の部位はホロッと、トロッと、肉の繊維に沿って解れる感じで、噛み応えもしっかり有る。
野菜の上にドロリと掛けられた脂は、シロコロホルモンの様にプルンとしてトロトロで、
甘味が感じられ、此の背脂だけでも十分に食べ物として成り立つ程。
そして、刻み大蒜が徐々に溶け出したスープを啜ると、体内に大蒜が充填される感覚で刺激的。
「刺激的だナァ～。僕は君を食べている時が一番刺激的なんだ…。
僕ァ、死ぬ迄君を離さないぞ。良いだろ？」と、丸で加山雄三の様に、
「此の僕の褥にしておくれ」叫んでしまいそうだ…。
余りに刺激的過ぎて、食事中の後半から胃腸に刺激が齎され、家に辿り着く前に、
スーパーマーケットの厠で、柄杓で打ち撒ける様な液状の物が吐き出された事は想像に難くないだろう…。
夜中に何度も雪隠に行き、糖尿病かしらと気に病んでみる…。
歳の所為か、将又、只の頻尿か、膀胱と尿道が弱って来ている事だけは間違い無い。
そんなこんなで大して熟睡出来た感じも無く、一〇時過ぎに床から這い出す。
昨日、雨の予報だからと洗濯を回避したが、今日も今日とて、昨日に似た天気。
流石に、今日洗濯をしないと、明日から着て行く服が無いので、致し方無く、
とても乾くとは思えない、鉛色の曇天の下に干す…。
正午に迫ろうと言う刻限に成ったので、文明の利器・自動車で出掛ける。
今日の昼御飯は、久し振りに此方で暴力的なラーメンを啜ろうと、昨日、俄かに決めた…。
何時もより比較的早い時間の店着だが、先客は三人の待ちで、駐車場にも空きが有る。
良しとばかりに、急いで駐車し、券売機で食券を購入する。
給料日前日の最も金の無い日なのに、生来の堪え性の無さを露呈してしまい、
「子豚増し」の釦も押してしまうと言う、根っからの駄目人間…。
行列の最後尾に並び、不意に店内を見ると、厨房内にテレヴィヂョンのキャメラが入っている。
其のレンズの先には、最近、見掛けなかった眼光鋭い店主が黙々と調理している。
如何やら、超一流放送局・テレビ東京の何かの番組の様だ…。
外のベンチに座って待つ事五分程で店内に案内され、水を汲んで席に着く。
直ぐにトッピングを訊かれる段に成り、「全増しで！」とはっきりと御願いする。
前回、「全増し」で御願いしたにも拘らず、大蒜を入れ忘れられ、其れに気付いて要求するも、
「入れる際は最初に言って下さい」とピシャリと言われる事故が有ったので…。
そして一〇分程で、店主自らが作るラーメンが目の前に差し出される。
今回は、ちゃんと大蒜が入れられる様子を、事前に此の目で確かめているので安心だ…。
さてと、カウンター上の蓮華を手にし、先ずはスープから啜る。
約一ヶ月振りに味わう其の味は、ドロッとした濃厚、且つ濃密な力強く、荒々しく、
非常に暴力的な味わいで、鼻っ柱をガツンと拳で正面から殴られたかの様な衝撃。
ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間掛けて炊き込み、旨味だけを凝縮する為、
余分な水分を蒸発させた後、ゼラチン質の強いドロドロのスープに背脂を投入する事に因り、
コクと旨味と甘味が増し、麺との絡みが格段に良くなると言う。
此れは正に麻薬性の有る味わいで、癖に成ると言うか、中毒に成る…。
こんもりと盛られた野菜には、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚で振り掛けて頂く。
シャキシャキとした食感で、生っぽさが強過ぎないのが良い。
如何かすると、兎の餌の様にバリバリと食べないといけない様な茹で加減の物も有るので困る。
そして、麺は丼の奥深くに潜り込んでいるかの様で、野菜を片付けないと中々出て来ない。
箸で引き摺り上げる様にして麺を手繰ると、例によって、「浅草開化楼」製の特注麺は、
縄の様に極太で、天然パーマネントの様な縮れが有り、箸で掴むのも容易じゃない。
ゴワゴワとした食感で、強靭な逞しい腰が感じられ、ワッシワッシと喰らい付く様にして啜る。
否、啜ると言うよりは、齧り付く、貪り喰うと言う表現の方が適切であろう…。
豚はバラ肉を巻いた物で、何時も乍ら豪快さ満点で、厚みも有って、食べ応え十分。
外縁の脂身の部位はプルップルのトロットロで柔らかく、脂身の甘味が堪能出来、
内縁の赤身の部位はホロッと、トロッと、肉の繊維に沿って解れる感じで、噛み応えもしっかり有る。
野菜の上にドロリと掛けられた脂は、シロコロホルモンの様にプルンとしてトロトロで、
甘味が感じられ、此の背脂だけでも十分に食べ物として成り立つ程。
そして、刻み大蒜が徐々に溶け出したスープを啜ると、体内に大蒜が充填される感覚で刺激的。
「刺激的だナァ～。僕は君を食べている時が一番刺激的なんだ…。
僕ァ、死ぬ迄君を離さないぞ。良いだろ？」と、丸で加山雄三の様に、
「此の僕の褥にしておくれ」叫んでしまいそうだ…。
余りに刺激的過ぎて、食事中の後半から胃腸に刺激が齎され、家に辿り着く前に、
スーパーマーケットの厠で、柄杓で打ち撒ける様な液状の物が吐き出された事は想像に難くないだろう…。
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※2010年5月30日時点の情報です。
ID:0007807112
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